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伊集(イジュ)はツバキ科ヒメツバキ属の常緑高木である。
奄美大島から八重山諸島にかけて分布する。
また、かつては小笠原諸島に分布する姫椿(ヒメツバキ)は別種と考えられていたが、現在では同一とする見方が一般的である。
海外では、台湾、中国から東南アジア、ヒマラヤにかけて広く分布する。
樹高は10~20メートルくらいである。
樹皮は厚く、褐色をしている。
葉は長めの楕円形で、互い違いに生える(互生)。
葉は先が尖り、縁にはぎざぎざ(鋸歯)がある。
葉の表面には艶がある。
開花時期は5~6月である。
枝先に集散花序(最初の花が枝先につき、その下に次々と側枝を出して花がつく)を出し、花径3~4センチの椿(ツバキ)に似た白い花をつける。
実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)で、10月ころに5つに裂ける。
ツバキ属に似ているが、種子が扁平で縁に翼をもつことから区別されている。
材は建築用材とされる。
樹皮にはサポニンが含まれ、魚を獲るのに使われる。
属名の Schima はギリシャ語の「skiasma(影)」からきている。密集した花冠の様子から名づけられた。
種小名の wallichii は東インド会社で働いたデンマーク人の植物学者「ウォーリック(Nathaniel Wallich, 1786-1854)さんの」という意味である。
亜種名の liukiuensis は「琉球の」という意味である。
写真は5月につくば植物園で撮った。
学名:Schima wallichii subsp. liukiuensis
★美ら島に咲く伊集の花いつの日か
見に出かけんと温室の中
☆伊集の花洗いの雨と梅雨を言う
真白な姿夢に描きて

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