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大葉馬の鈴草(オオバウマノスズクサ)はウマノスズクサ科ウマノスズクサ属の蔓性落葉木本である。
本州の関東地方から沖縄にかけて主に太平洋側に分布し、山地の林の中に生える。
海外では、中国にも分布する。
葉は幅の広い卵形で、互い違いに生える(互生)。
葉は3つに裂けるものもあり、両面に細かな毛がたくさん生える。
開花時期は5月から6月である。
葉の脇に1つずつ花をつける。
花の色は黄緑色である。
萼筒が屈曲した筒形で、先は急に開いて3つに裂ける。
実は長い楕円形のさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
根は解毒、消腫薬、実は鎮痛、解熱薬として利用される。
ただし、全草に腎障害を起こすアリストロキア酸を含むので注意が必要である。
属名の Aristolochia はギリシャ語の「aristos(最良)+lochia(出産)」からきている。曲がった花の形が胎内の胎児を連想させ、またつけ根の部分の膨らみが子宮を連想させるところから、出産を助ける力を持つと考えられた。
種小名の kaempferi はドイツ人の医師で江戸時代に長崎の出島に赴任した「ケンペル (Engelbert Kaempfer, 1651-1716)さんの」という意味である。
写真は5月に日比谷公園の野草展(むさしの山草会)で撮った。
学名:Aristolochia kaempferi
★造形の不思議が一つまたここに
どこか怪しい馬の鈴草

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