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植物図鑑ブログ

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室生天南星(ムロウテンナンショウ)はサトイモ科テンナンショウ属の多年草である。
日本固有種である。
本州の中部地方から中国地方にかけて分布し、山地の少し湿り気のある林の縁などに生える。
和名は室生寺のある奈良県宇陀市室生にちなむ。
草丈は20~40センチくらいである。
葉は2枚あり、それぞれ小葉が鳥足状に7枚から15枚くらいつく。
小葉の形は披針形である。
開花時期は5~6月である。
雌雄異株である。
テンナンショウ属特有の肉穂花序(花軸が多肉化して花が表面に密生したもの)を出す。
花をつつむ仏炎苞(サトイモ科の肉穂花序に見られる花序を被う大形の苞)は緑色である。
舷部(仏炎苞の蓋の部分)が短く、内側には乳状突起が密にあって白くなっているのが特徴である。
また、舷部のあたりに顔を覗かせる付属体の先は緑色で、マッチ棒の頭のようになっている。
花の後にできる実は液果(果皮が肉質で液汁が多い実)である。
属名の Arisaema はギリシャ語の「aris(植物名の1つ)+haima(血)」からきている。血のような斑点が葉にある植物といった意味合いになる。
種小名の yamatense は「大和(奈良県)の」という意味である。
写真は4月に京都府立植物園で撮った。
学名:Arisaema yamatense


★爽やかな緑と白で身を覆い
 室生の里に優雅に咲いて




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