×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
室生天南星(ムロウテンナンショウ)はサトイモ科テンナンショウ属の多年草である。
日本固有種である。
本州の中部地方から中国地方にかけて分布し、山地の少し湿り気のある林の縁などに生える。
和名は室生寺のある奈良県宇陀市室生にちなむ。
草丈は20~40センチくらいである。
葉は2枚あり、それぞれ小葉が鳥足状に7枚から15枚くらいつく。
小葉の形は披針形である。
開花時期は5~6月である。
雌雄異株である。
テンナンショウ属特有の肉穂花序(花軸が多肉化して花が表面に密生したもの)を出す。
花をつつむ仏炎苞(サトイモ科の肉穂花序に見られる花序を被う大形の苞)は緑色である。
舷部(仏炎苞の蓋の部分)が短く、内側には乳状突起が密にあって白くなっているのが特徴である。
また、舷部のあたりに顔を覗かせる付属体の先は緑色で、マッチ棒の頭のようになっている。
花の後にできる実は液果(果皮が肉質で液汁が多い実)である。
属名の Arisaema はギリシャ語の「aris(植物名の1つ)+haima(血)」からきている。血のような斑点が葉にある植物といった意味合いになる。
種小名の yamatense は「大和(奈良県)の」という意味である。
写真は4月に京都府立植物園で撮った。
学名:Arisaema yamatense
★爽やかな緑と白で身を覆い
室生の里に優雅に咲いて

にほんブログ村
花図鑑
植物図鑑
|味の麺匠戸田久|おこめの鬼平|フロム蔵王|花の本屋さん|楽天トラベル|
PR
この記事へのコメント
カウンター
カレンダー
06 | 2025/07 | 08 |
S | M | T | W | T | F | S |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | ||
6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 |
13 | 14 | 15 | 16 | 17 | 18 | 19 |
20 | 21 | 22 | 23 | 24 | 25 | 26 |
27 | 28 | 29 | 30 | 31 |
楽天
カテゴリー
最新記事
(11/06)
(11/01)
(06/28)
(06/07)
(01/30)
(01/27)
(10/19)
(10/18)
(10/17)
(10/15)
最新トラックバック
ブログ内検索
アーカイブ
最古記事
(09/01)
(09/02)
(09/03)
(09/04)
(09/05)
(09/06)
(09/07)
(09/08)
(09/09)
(09/10)