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夏櫨(ナツハゼ)はツツジ科スノキ属の落葉低木である。
北海道から九州にかけて分布し、丘陵地や山地の林の中に生える。
海外では、朝鮮半島や中国にも分布する。
樹高は1~3メートルである。
樹皮は灰褐色で、縦に裂ける。
よく枝分かれをする。
葉は長い楕円形で、互い違いに生える(互生)。
葉の先は鋭く尖り、葉の縁にぎざぎざ(鋸歯)はない。
葉の縁や葉脈の上には粗い毛が生える。
開花時期は5月である。
枝先に総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、淡い赤褐色をした小さな釣鐘形の花をたくさんつける。
花径は4~5ミリで、花冠の先は浅く5つに裂けて反り返る。
萼片は5枚、雄しべは10本、雌しべは1本である。
結実時期は10~11月である。
直径4~6ミリの球形の液果(果皮が肉質で液汁が多い実)で、熟すと黒くなる。
実は甘酸っぱくて食用になり、ジャムや果実種などに加工される。
初夏に紅葉をするため、秋に紅葉のきれいなウルシ科の櫨(ハゼ)になぞらえたのが和名の由来である。
属名の Vaccinium はラテン語の「vaccinus(牝牛の)」からきているが、関係は不明だという。
種小名の oldhamii はイギリス王立キュー植物園から日本と中国に派遣された植物採集家「オルダム(Richard Oldham, 1837-1864)さんの」という意味である。
写真は7月に北大植物園で撮った。
学名:Vaccinium oldhamii
★目立たない木の花だけど夏櫨は
変幻自在に姿を変えて

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