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溝香需(ミゾコウジュ)はシソ科アキギリ属の越年草である。
「需」の字には正しくはクサカンムリがつく。
本州から沖縄にかけて分布し、水田の畦や湿地などに生える。
海外では、中国、東南アジア、オーストラリア、インドなどに広く分布する。
環境省のレッドリスト(2007)では、「現時点では絶滅危険度は小さいが、生息条件の変化によっては『絶滅危惧』に移行する可能性のある種」である準絶滅危惧(NT)に登録されている。
草丈は30~70センチくらいである。
茎の断面は四角形で、下向きの細い毛が生える。
根際から生える葉は、長い柄のある長い楕円形でロゼット状となり、開花時期には枯れる。
茎につく葉は楕円形で、向かい合って生える(対生)。
葉の両面に細かい皺があり、縁には鈍いぎざぎざ(鋸歯)がある。
開花時期は5~6月である。
枝先に総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、淡い紫色をした小さな唇形の花をたくさんつける。
花冠は長さが4~5ミリくらいで、下の唇には紫色の斑点が入る。
花の後にできる実は分果(複数の子房からできた果実)で、4つのブロックからなる。
属名の Salvia はラテン語の「salvare(治療)」からきている。薬用になるものが多いことから名づけられた。
種小名の plebeia は「普通の」という意味である。
写真は5月につくば植物園で撮った。
学名:Salvia plebeia
★サルビアの仲間だけれど溝香需
花は小さく米粒のよう

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