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郭公仙翁(カッコウセンノウ)はナデシコ科マンテマ属の多年草である。
センノウ属に分類される場合もある。
ヨーロッパ、コーカサス、シベリアなどに分布し、湿った草地に生える。
草丈は20~50センチくらいである。
葉は披針形で、向かい合って生える(対生)。
下部の葉はへら形、上部の葉は線状の披針形で、向かい合って生える(対生)。
茎先に集散花序(茎先に花がつき、少し下から横枝が出てその先にも花がつく)を出し、花径2センチくらいのピンクの花を疎らにつける。
花弁は5枚で、先が4つに深く裂ける。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
日本でも山野草として愛好されている。
属名の Silene はギリシャ神話の「シレネス(Silenes、バッカスの養父)」からきている。この属には粘液性の分泌液を出すものが多いので、これを酔って泡だらけになった様子にたとえた。
種小名の flos-cuculi は「カッコウの鳴くころ咲く花」という意味である。
写真は5月に日比谷公園の野草展(むさしの山野草会)で撮った。
学名:Silene flos-cuculi(=Lychnis flos-cuculi)
★アルプスの草地にそっと咲くという
花愛らしい郭公仙翁

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