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植物図鑑ブログ

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風鈴苧環(フウリンオダマキ)はキンポウゲ科オダマキ属の多年草である。
ヒメウズ属(Semiaquilegia)に分類されることもある。
原産地は中国である。
四川省やチベット自治区などに分布し、標高1800~3500メートルの地帯に自生する。
西洋苧環(セイヨウオダマキ)の近縁種だが、オダマキ属の特徴である長い距がない。
草丈は20~40センチくらいである。
根際から生える葉には長い柄があり、手のひらのような形をした小葉3枚1組で一つの葉になっている。
小葉はさらに切れ込む。
開花時期は4~5月である。
赤紫色の花を風鈴のように下向きに咲かせる。
花弁と花弁状の萼片が5枚ずつある。
距(花冠のつけ根が後ろに飛び出たもの)はない。
白花の品種もある。
花の後にできる実は袋果(熟すと果皮が自然に裂けて種子を放出する)である。
属名の Aquilegia はラテン語の「aquila(鷲)」からきている。曲がった距がワシの距に似ていることから名づけられた。
種小名の ecalcarata は「距のない」という意味である。
写真は5月に箱根湿生花園で撮った。
学名:Aquilegia ecalcarata


★山の上鐘を鳴らすか苧環は
 遠いチベット忍ぶがごとく




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ニューギニアインパチェンス(New Guinea Impatiens)はツリフネソウ科ツリフネソウ属の多年草である。
ニューギニア島の高地で発見された原種がアメリカで品種改良された。
特徴は、アフリカ原産のものよりも花が大きく、葉が細長いことである。
草丈は20~50センチくらいである。
葉は細長い楕円形で、互い違いに生える(互生)。
開花時期は4~11月くらいである。
花径は7センチくらいあり大きい。
花弁は3枚で、直立する旗弁1枚と1対の翼弁からなる。
翼弁はそれぞれ2つに裂けるので2枚の花弁のように見える。
花の色は白、ピンク、赤など豊富である。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Impatiens はラテン語の「impa(否定)+tient(忍耐)」からきている。「我慢できない」という意味で、さく果にさわると急に弾けることから名づけられた。
種小名の hawkeri は発見者の「ホーカー(R. N. Hawker)さんの」という意味である。
写真は4月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園で撮った。
学名:Impatiens x hawkeri


★豪快に咲いて人目を惹きつける
 大輪の花色鮮やかに




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柿の葉草(カキノハグサ)はヒメハギ科ヒメハギ属の多年草である。
日本固有種である。
本州の中部地方、近畿地方、岡山県に分布し、山地のやや乾いた林の中などに生える。
草丈は20~35センチくらいである。
葉は楕円形で、互い違いに生える。
長さは8~15センチくらい、幅は3~5センチくらいである。
葉の形が柿の葉に似ているというのが名の由来である。
開花時期は5~6月である。
茎先に長さ2センチくらいの黄色い花をつける。
萼片は5枚で、淡い黄色である。
萼片のうち2枚が側萼片で立ち上がり、残り3枚は花弁を包み込む。
花弁は3枚で黄橙色をしており、合着して舟形となる。
雄しべは8本である。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)で、白い毛が生える。
属名の Polygala はギリシャ語の「polys(多)+gala(乳)」からきている。この属の1種が乳の分泌をよくすると考えられ名づけられた。
種小名の reinii は日本で植物を採集した「ライン(Rein)さんの」という意味である。
写真は5月につくば植物園で撮った。
学名:Polygala reinii


★葉っぱなら誰にも負けぬつもりだが
 花はどうかな気に入られたい




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オステオスペルムム・エクロニクスはキク科オステオスペルムム属の一年草である。
原産地は南アフリカである。
ナシンガパープル(Nasinga Purple)はその園芸品種である。
特徴は「スプーン咲き」をすることである。
草丈は30~70センチくらいである。
葉はへら状で、互い違いに生える(互生)。
開花時期は4~7月くらいである。
花径は5センチくらいある。
花の色は白、クリーム色、淡い紫色などである。
舌状花の1つ1つの真ん中が筒状になり、先がスプーンのように広がる。
属名の Osteospermum はギリシャ語の「osteon(骨)+sperma(種子)」からきている。果実の様子を表したものである。
種小名の ecklonis はデンマークの植物学者「エクロン(C. F. Ecklon)さん」の名からきている。
写真は5月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園で撮った。
学名:Osteospermum ecklonis 'Nasinga Purple'


★斬新な姿がとても面白い
 ナシンガの花オブジェのようで




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カーネーション(carnation)はナデシコ科ナデシコ属の多年草である。
原産地は南ヨーロッパおよび地中海沿岸地方である。
歴史は古く、ことにイスラム世界で愛好され、アラベスクの模様などにも取り入れられている。
もちろん、世界的に普及するには「母の日」が大きくかかわっている。
日本にも江戸時代の初期には既に伝わっていたという。
多くの園芸品種が生み出されているが、系統的には3種類がある。
八重咲きの花を1茎に1輪つけるスタンダードカーネーション。
枝分かれして花をつけるスプレーカーネーション。
矮性で鉢花用とされるポットカーネーションの3つである。
草丈は10~30センチくらいである。
葉は披針形(笹の葉のような形)で、向かい合って生える(対生)。
開花時期は4月から5月くらいである。
ただし、品種によっては四季咲きのものもある。
花径は3センチから8センチくらいである。
花の色は、赤、ピンク、白、オレンジ色、紫色、黄色などのものがある。
阿蘭陀撫子(オランダナデシコ)、麝香撫子(ジャコウナデシコ)などの和名がある。
俳句の季語は夏である。
属名の Dianthus はギリシャ語の「Dios(ジュピター)+anthos(花)」からきている。「ジュピターの花」の意味で、花の美しさを称えて名づけられた。
種小名の caryophyllus はギリシャ語の「caryo(胡桃)+phyllus(葉)」からきている。匂いが似ているということで名づけられた。
写真は5月にJAあゆみ野安行園芸センターで撮った。
品種は上がドリーミン、下がピンクベネットである。
学名:Dianthus caryophyllus


★纏いたるドレスふんわりフリル揺れ
 母のごとくに我を包みて




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