忍者ブログ
HOME Admin Write

植物図鑑ブログ

毎日「今日の花」を載せ、時々「植物図鑑」のサイト情報などを載せます。

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。



木天蓼(マタタビ)はマタタビ科マタタビ属の落葉蔓性木本である。
北方領土を含む北海道から九州にかけて分布し、山地でほかの木に絡みついて伸びる。
海外では、朝鮮半島、中国、サハリンにも分布している。
蔓の長さは2~5メートルくらいである。
葉は卵形ないし楕円形で長い柄があり、互い違いに生える(互生)。
葉の縁には棘状の小さなぎざぎざ(鋸歯)がある。
開花時期になると、茎先の葉に白色のものが交じるのが特徴である。
開花時期は6~7月である。
雌雄異株である。
雄株には、たくさんの雄しべと退化した雌しべのある花が咲く。
雌株には、雌しべだけの花と両性花が咲く。
花径15ミリくらいの白い小さな花をつける。
花びらは普通は5枚である。
葯(雄しべの花粉を入れる袋)の色は黄色い。
雌しべは花柱が線形で、先が放射状に裂ける。
花の後にできる実は長い楕円形の液果(果皮が肉質で液汁が多い実)で、長さは15~20ミリくらいである。
10月ころ黄緑色に熟する。
未熟な実は果実酒とされ、完熟した実は生食ができる。
また、若い芽や茎は山菜として利用される。
蔓は編み物の材料となる。
和名の由来は、「疲れた旅人がこの実を食べたところ、また旅が続けられた」というところからきている。
属名の Actinidia はギリシャ語の「aktis(放射線)」からきている。柱頭が放射状に並ぶことから名づけられた。
種小名の polygama は「完全花と単性花とがある」という意味である。
写真は6月に山形市野草園で撮った。
学名:Actinidia polygama


★虫たちにアピールするや白い葉の
 花咲くごとく彩り見せて




にほんブログ村 花ブログ 季節の花へ
にほんブログ村

花図鑑
植物図鑑


味の麺匠戸田久おこめの鬼平フロム蔵王花の本屋さん楽天トラベル


PR
この記事へのコメント
お名前
タイトル
メールアドレス
URL
文字色
絵文字 Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
コメント
パスワード   コメント編集用パスワード
 管理人のみ閲覧
フリーエリア
にほんブログ村 花ブログへ
にほんブログ村



花の本屋さん

カウンター

カレンダー
06 2025/07 08
S M T W T F S
1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31

楽天

最新コメント
[02/12 kenji]
[12/31 kenken]
[08/23 龍]
[08/22 ポポ]

最新トラックバック

プロフィール
HN:
HP:
性別:
男性

バーコード
ブログ内検索

アーカイブ

アクセス解析







Copyright ©  -- 植物図鑑ブログ --  All Rights Reserved
Design by CriCri / Material by 押し花とアイコン / powered by NINJA TOOLS / 忍者ブログ / [PR]