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猿梨(サルナシ)はマタタビ科マタタビ属の蔓性落葉低木である。
北方領土を含む北海道から九州にかけて分布し、山野に生える。
海外では、サハリン、ウスリー、朝鮮半島、中国などにも分布する。
蔓は大きく生長し、丈夫で腐りにくい。
蔓の長さは10~20メートルになる。
そのため四国祖谷渓の「かずら橋」をつくる材料にも使用されているという。
葉は楕円形ないし広い楕円形で、互い違いに生える(互生)。
葉の先は尖り、縁には棘のようなぎざぎざ(鋸歯)がある。
開花時期は5~7月である。
葉の脇に集散花序(最初の花が枝先につき、その下に次々と側枝を出して花がつく)を出し、花径1~2センチの白い5弁花をつける。
花の後にできる実は液果(果皮が肉質で液汁が多い実)である。
果実はコクワとも呼ばれ、甘酸っぱい味がしておいしい。
キウイフルーツに近いもので、疲労回復、強壮、整腸などの薬効もある。
和名の由来は、猿が果実を食用とし、猿酒を作ったりしたところからきている。
花言葉は「誘惑」である。
属名の Actinidia はギリシャ語の「aktis(放射線)」からきている。柱頭が放射状に並ぶことから名づけられた。
種小名の arguta は「尖った」という意味である。
写真は5月に板橋区立赤塚植物園で撮った。
学名:Actinidia arguta
★森の中聞こえてくるよ宴会の
歌声愉し緑の中で

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