×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
白実の小紫(シロミノコムラサキ)はクマツヅラ科ムラサキシキブ属の落葉小低木である。
小紫(コムラサキ)の実が白い変種である。
北海道から沖縄にかけて分布し、山地の湿地に稀に生える。
海外では、朝鮮半島、台湾、中国にも分布する。
別名を白玉小式部(シラタマコシキブ)という。
樹高は1~2メートルくらいである。
枝は細くて枝垂れる。
葉は楕円形で、向かい合って生える(対生)。
葉の縁には細かなぎざぎざ(鋸歯)がある。
開花時期は6~7月である。
葉の脇に集散花序(最初の花が枝先につき、その下に次々と側枝を出して花がつく)を出し、白い小さな花をたくさんつける。
結実期は9~10月くらいである。
直径3ミリくらいの球形の真っ白な核果(水分を多く含み中に種が1つある)を鈴なりにつける。
属名の Callicarpa はギリシャ語の「callos(美しい)+carpos(果実)」からきている。実が美しく熟すからことから名づけられたものである。
種小名の dichotoma は「二股になった」という意味である。
変種名の albi-fructus は「白い果実の」という意味である。
写真は6月に向島百花園で撮った。
実の写真は9月に向島百花園で撮った。
学名:Callicarpa dichotoma var. albi-fructus
★白玉のそこはかとなき清らかさ
敷き詰め実る姿愛でつつ
花図鑑
植物図鑑

PR
この記事へのコメント
この記事へのトラックバック
トラックバックURL:
カウンター
カレンダー
04 | 2025/05 | 06 |
S | M | T | W | T | F | S |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | 3 | ||||
4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 |
11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 | 17 |
18 | 19 | 20 | 21 | 22 | 23 | 24 |
25 | 26 | 27 | 28 | 29 | 30 | 31 |
楽天
カテゴリー
最新記事
(11/06)
(11/01)
(06/28)
(06/07)
(01/30)
(01/27)
(10/19)
(10/18)
(10/17)
(10/15)
最新トラックバック
ブログ内検索
アーカイブ
最古記事
(09/01)
(09/02)
(09/03)
(09/04)
(09/05)
(09/06)
(09/07)
(09/08)
(09/09)
(09/10)