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植物図鑑ブログ

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ロサ・ニティダはバラ科バラ属の落葉小低木である。
原産地は北アメリカである。
カナダのケベック州や合衆国のコネチカット州など北東部に分布し、1807年から栽培されている。
英名はシャイニングローズ(shining rose)である。
樹高は30~100センチくらいである。
枝には細かい棘がある。
葉は奇数羽状複葉(鳥の羽のように左右に小葉がいくつか並び、先に1つの小葉がついて1枚の葉が構成される)で、互い違いに生える(互生)。
小葉は楕円形で縁にはぎざぎざ(鋸歯)があり、明るいグリーンで艶がある。
葉にはスズランに似た香りがある。
開花時期は6~9月である。
花径は5~6センチのピンクの一重咲きで、花弁数は5枚である。
花の後にできる実は卵形の偽果(子房以外の部分が加わってできている果実)で、秋には赤く熟する。
紅葉もきれいである。
属名の Rosa はケルト語の「rhodd(赤色)」からきている。
種小名の nitida は「艶がある」という意味である。
写真は6月に富山県中央植物園で撮った。
学名:Rosa nitida


★あっさりとだけど濃い目の花の色
 自然のままにニティダは咲いて




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レリア・プルプラタはラン科レリア属の多年草である。
レリア属はカトレア属の近縁で、カトレア属に統合される場合もある。
属名の読み方は「ラエリア」とするものもある。
メキシコからブラジルにかけて50種ほどが分布し、樹木や岩肌にへばりついて生育する着生種である。
属間交雑により多くの園芸品種が生み出されている。
本種の原産地はブラジルで、低地に生える着生種である。
草丈は30~40センチくらいである。
葉は披針形(笹の葉のような形)である。
開花時期は夏から秋である。
花径は15~20センチくらいあり大きい。
花の色は白く、唇弁はラッパ状で紅紫色をしている。
花の色は個体による変化が大きいという。
なお、分類の仕方によってはソフロニティス属(Sophronitis)とされる場合もある。
花はよい香りがする。
属名の Laelia はローマ神話に登場するかまどの女神ウェスタ(Vesta)に仕えた乙女の名からきている。
種小名の purpurata は「紅紫色の」という意味である。
写真は5月につくば植物園で撮った。
学名:Laelia purpurata(=Cattleya purpurata)


★品がよく色も艶やかプルプラタ
 ブラジルの地に花を開いて




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ロベリア草(ロベリアソウ)はキキョウ科ミゾカクシ属の一年草である。
原産地は北アメリカの東部である。
カナダのノバスコシア州から合衆国のアラバマ州にかけて分布する。
草丈は15~100センチくらいになる。
葉は卵形で、互い違いに生える(互生)。
開花時期は4~7月である。
よく枝分かれをする細い茎に、小さな花をたくさん咲かせる。
花の色は青ないし白で、花径は1センチくらいである。
花冠は唇形である。
上唇は2つに裂けて横に張り出し、下唇は3つに裂けて前に突き出る。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
別名は西洋溝隠し(セイヨウミゾカクシ)という。
学名のロべりア・インフラタで表示するものもある。
英名はインディアン・タバコ(Indian tobacco)である。
含有される物質がニコチンに似た効果を持つとされ、禁煙サプリメントとして利用されている。
ただし、ニコチンとは違い習慣性や中毒性はないが、ロベリンを含むので多量に摂取すると動悸、息切れなどを起こす。
呼吸興奮薬である塩酸ロベリンの製造原料とされた。
属名の Lobelia はフランドル出身でイギリスの植物学者だった「ロベル(Mathias de Lobel, 1538-1616)さん」の名からきている。
種小名の inflata は「膨れた」という意味である。
写真は7月に東京都薬用植物園で撮った。
学名:Lobelia inflata


★ロベリアは白い花びら埋め尽くし
 蝶のごとくに風に舞い舞う




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雄蛭木(オヒルギ)はヒルギ科オヒルギ属の常緑高木である。
マングローブの仲間の1つである。
漢字では「雄漂木」とも書く。
鹿児島県の奄美大島から沖縄にかけてと小笠原諸島に分布し、海岸や河口の湿地、泥地に生える。
海外では、台湾や熱帯アジアに分布する。
樹高は10メートルくらいになる。
熱帯では20~30メートルになる。
樹幹にはたくさんの皮目(樹皮にあって気孔にかわり呼吸を行う組織)がある。
膝根(しっこん)という人が膝を曲げたような根を地上に出すのが特徴である。
葉は長い楕円形で、向かい合って生える(対生)。
葉の先は尖り、縁にぎざぎざ(鋸歯)はない。
開花時期は5~6月である。
葉の脇に花径3センチくらいの赤い花を下向きにつける。
花弁のように見えるのは萼片で、は8~12枚くらいある。
ほんとうの花弁は淡い黄白色で、萼の中に隠れる。
実は赤い萼の中で成熟し、長さ20センチくらいの棒状となる。
マングローブ特有の胎生種子と呼ばれるもので、海流に乗って運ばれる。
属名の Bruguiera はフランス人の探検家で生物学者の「ブリュギエール(Jean Guillaume Bruguiere, 1749-1798)さん」の名からきている。
種小名の gymnorhiza は「根の裸出した」という意味である。
写真は5月に沖縄県東村の慶佐次地区で撮った。
学名:Bruguiera gymnorhiza


★ほうこれがマングローブの仲間とは
 幹に手を寄せ思いを込めて




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黄花庭石菖(キバナニワゼキショウ)はアヤメ科ニワゼキショウ属の多年草である。
原産地は北アメリカである。
日本にも野生化している。
草丈は5センチから20センチくらいで小形である。
根際から生える葉は剣形をしている。
この葉の形が石菖(セキショウ)というサトイモ科の植物に似ているところからつけられた名前である。
開花時期は4月から6月である。
花径1センチくらいの花を開く。
花の色は黄色で、つけ根の部分は濃い茶色である。
花びら(花被片)は6枚で、一日花である。
花の後にできる実は球形のさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)で、紫褐色をしている。
属名の Sisyrinchium は「セイヨウヒメアヤメ(Iris sisyrinchium)」の種小名が転用された。
種小名の exile は「細かく小さい」という意味である。
写真は5月に沖縄県東村の慶佐次地区で撮った。
学名:Sisyrinchium exile


★沖縄へ行けば不思議が待っている
 黄色の花に目を奪われて




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