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アストランティア・マヨルはセリ科アストランティア属の多年草である。
アストランティア属は10種くらいあるが、主に流通しているのは本種である。
本種は南ヨーロッパからコーカサス地方にかけて分布し、標高100~2300メートルの草地や山地に生える。
種小名の読み方は、マヨール、マイヨル、マジョールなどとするものもある。
日本では切り花として利用されるほか、北海道や東北地方などの寒冷地で栽培されている。
イングリッシュガーデンには欠かせない花である。
英名はグレートマスターワート(great masterwort)という。
草丈は40~90センチくらいである。
根際から生える葉はロゼット状で長い柄があり、手のひら状に3つから7つに裂ける。
開花時期は6~8月くらいである。
茎先に集散花序(枝先に花がつき、その下から枝が出て花をつけることを繰り返すもの)を出し、花径3センチくらいの淡い黄緑色やピンクの花をつける。
花弁のように見えるのは総苞(花序全体を包む葉の変形したもの)である。
実際の花は小さくて真ん中にたくさん集まり、半球状に盛り上がる。
涼しい地域では10月ころまで咲き続ける。
花の後にできる実は扁平な分果(複数の子房からできた果実)である。
属名の Astrantia はギリシャ語の「astron(星)」からきている。
種小名の major は「巨大な」という意味である。
写真は6月に北海道上川町の大雪森のガーデンで撮った。
園芸品種のローマ('Rome')で、淡い紅色をした選抜大輪種である。
学名:Astrantia major
★艶やかな花ではないが渋く咲き
こぼれるような大人の風情

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