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ゲラニウム・マクロリズムはフウロソウ科フウロソウ属(ゲラニウム属)の多年草である。
フウロソウ属はユーラシア大陸や北アメリカ大陸などに450種くらいが分布する。
外国産のものや園芸品種などはゲラニウムの名称で呼ばれる。
ゼラニウムとする場合もあるが、この名称はテンジクアオイ属(Pelargonium)にも用いられるのでちょっと紛らわしいことになる。
本種の原産地はヨーロッパである。
アルプス山脈やバルカン半島などに分布し、石灰岩地域の林の中などに生える。
また、多くの園芸品種がある。
草丈は30~40センチくらいである。
地下茎が伸びて広がる。
葉は手のひら状に切れ込み、向かい合って生える(対生)。
葉には強い香りがあり、ブルガリアなどではエッセンシャル・オイルが抽出されて薬用とされる。
開花時期は5~8月くらいである。
茎先に数輪の5弁花を横向きにつける。
花径は2~3センチで、花の色はピンクや紅紫色である。
園芸品種には花の色が白いものもある。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Geranium はギリシャ語の「geranos(鶴)」からきている。長いくちばしのような果実を鶴のくちばしにたとえたものである。
種小名の macrorrhizum は「太い根の」という意味である。
写真は6月に札幌市の百合が原公園で撮った。
園芸品種のクザコー(Czakor)である。
学名:Geranium macrorrhizum
★いろいろな園芸種があるんだね
ゲラニウムにも光を当てよう

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