×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
利尻雛罌粟(リシリヒナゲシ)はケシ科ケシ属の多年草である。
北海道の利尻島の固有種である。
利尻岳の山頂付近の岩礫地に生える。
日本に自生する唯一のケシの仲間である。
環境省のレッドリスト(2007)では、「IA類ほどではないが、近い将来における絶滅の危険性が高い種」である絶滅危惧IB類(EN)に登録されている。
草丈は10センチから20センチくらいである。
全体に粗い毛が生える。
根際から生える葉は卵形で粉を帯び、羽状に細かく裂ける。
開花時期は7月から8月である。
茎先に透き通るような黄色い4弁花を1輪つける。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Papaver はラテン語の「papa(幼児に与える粥)」からきている。ケシの乳汁に催眠作用があるため、粥に混ぜて子どもを寝かせたという。
種小名の fauriei は明治時代の宣教師「フォーリーさんの」という意味である。日本の植物を採集した。
写真は7月に旭山動物園で撮った。
学名:Papaver fauriei
★この山に登ってみるは叶わぬ夢
けれどどこかで目にしてみたい
花図鑑
植物図鑑

PR
この記事へのコメント
この記事へのトラックバック
トラックバックURL:
カウンター
カレンダー
04 | 2025/05 | 06 |
S | M | T | W | T | F | S |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | 3 | ||||
4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 |
11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 | 17 |
18 | 19 | 20 | 21 | 22 | 23 | 24 |
25 | 26 | 27 | 28 | 29 | 30 | 31 |
楽天
カテゴリー
最新記事
(11/06)
(11/01)
(06/28)
(06/07)
(01/30)
(01/27)
(10/19)
(10/18)
(10/17)
(10/15)
最新トラックバック
ブログ内検索
アーカイブ
最古記事
(09/01)
(09/02)
(09/03)
(09/04)
(09/05)
(09/06)
(09/07)
(09/08)
(09/09)
(09/10)