×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
蝦夷葱(エゾネギ)はユリ科ネギ属の多年草である。
分類体系によってはネギ科とされる。
北海道から本州の東北地方北部にかけて分布し、山地の草原や海岸の礫地に生える。
海外では、北半球に広く分布する。
栽培の歴史は2000年以上に及ぶという。
英名はチャイブ(chives)である。
フランス語名のシブレット(ciboulette)の名でも知られる。
草丈は20~40センチくらいである。
根際から生える葉は円筒形で、中空である。
開花時期は5~7月である。
茎先につく花は初めは苞に包まれているが、やがて開いて半球形となる。
花は淡い紅紫色で、鐘状に半開する。
花被片は6枚である。
長さは1センチくらいで先は長く尖り、縦に濃い色の筋が入る。
雄しべは6本で、花被片よりもずっと短い。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
鱗茎と若い葉が食用にされる。
花が咲くと葉が固くなり味が落ちるので、花を見る観賞用と食用とに分けたほうがいい。
別名を西洋浅葱(セイヨウアサツキ)ともいう。
分類上は浅葱(アサツキ)の基本種とされている。
属名の Allium はニンニクの古いラテン名である。
種小名の schoenoprasum は「ノグサ属(Schoenus)のようなニラ」という意味である。
写真は7月に北大植物園で撮った。
学名:Allium schoenoprasum
★ほんのりと赤みをさした花咲かせ
チャイブの手毬何処へ弾む
花図鑑
植物図鑑

PR
この記事へのコメント
この記事へのトラックバック
トラックバックURL:
カウンター
カレンダー
02 | 2025/03 | 04 |
S | M | T | W | T | F | S |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | ||||||
2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 |
9 | 10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 |
16 | 17 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 |
23 | 24 | 25 | 26 | 27 | 28 | 29 |
30 | 31 |
楽天
カテゴリー
最新記事
(11/06)
(11/01)
(06/28)
(06/07)
(01/30)
(01/27)
(10/19)
(10/18)
(10/17)
(10/15)
最新トラックバック
ブログ内検索
アーカイブ
最古記事
(09/01)
(09/02)
(09/03)
(09/04)
(09/05)
(09/06)
(09/07)
(09/08)
(09/09)
(09/10)