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蠅毒草(ハエドクソウ)はクマツヅラ科ハエドクソウ属の多年草である。
分類体系によっては(APGIII)ハエドクソウ科とされる。
ハエドクソウ属は北アメリカとアジアに1種ないし2種が分布する小さな属である。
本種は北海道から沖縄にかけて分布し、低地や山地の林の縁などに生える。
海外では、朝鮮半島、台湾、中国、ベトナム、インド、ヒマラヤ、東シベリアなどにも分布する。
和名の由来は、全草に有毒物質を含み、根を煮詰めたものを蠅取り紙を作るのに利用したことからきている。
生薬名を透骨草(とうこつそう)という。
草丈は30~70センチくらいである。
葉は卵形で、向かい合って生える(対生)。
葉の縁には粗いぎざぎざ(鋸歯)がある。
開花時期は6~8月である。
茎の上部に穂状花序(柄のない花が花茎に均等につく)を出し、長さ4~5ミリくらいの小さな唇形の花を疎らにつける。
花の色は白ないし淡い紅色である。
花は下から上へ順に咲く。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
先が鉤状に曲がり、これが動物や衣服などについて運ばれる。
属名の Phryma は語源がはっきりせず、ネイティブアメリカンの現地語という説がある。
種小名の leptostachya は「細い穂の」という意味である。
亜種名の asiatica は「アジアの」という意味である。
写真は7月に国立科学博物館附属目黒自然教育園で撮った。
学名:Phryma leptostachya subsp. asiatica
★怖ろしい名前もらってしまったが
咲かせる花は変わることなく
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