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青桐(アオギリ)はアオギリ科アオギリ属の落葉高木である。
漢字では「悟桐」とも書き、これは漢名を充てたものである。
分類体系によってはアオイ科とされる。
日本では、奄美大島や沖縄に分布する。
海外では、台湾、中国、インドシナ半島などに分布する。
また、江戸時代の初期に中国から渡来し庭木や街路樹とされたものが、伊豆半島、紀伊半島、四国、九州などの沿海地域に野生化している。
樹高は15~20メートルくらいである。
樹皮は緑色で、滑らかである。
葉は卵形で手のひら状に3つから5つに裂け、枝先に集まって互い違いに生える(互生)。
葉は縦横ともに15~25センチくらいある大形で、縁にぎざぎざ(鋸歯)はない。
開花時期は6~7月である。
枝先に円錐花序(下のほうになるほど枝分かれする回数が多く、全体をみると円錐形になる)を出し、黄白色をした小さな花をたくさんつける。
雌雄同株で、1つの花序に雄花と雌花が混じってつく。
5枚の花弁のように見えるのは萼片である。
萼片は細く、反り返る。
実の形は面白く、葉状の果皮の縁に種子がつく。
材は建具材、家具材、楽器材などとされる。
和名の由来は、葉が桐(キリ)に似て樹皮が緑色をしていることからきている。
俳句の季語は夏である。
属名の Firmiana はイタリアのロンバルディ州の長官だった「フィルミアン(J. von Firmian)さん」の名からきている。
種小名の simplex は「単生の」という意味である。
写真は7月に向島百花園で撮った。
学名:Firmiana simplex
★青桐の花は地味だが咲きおれば
ふと目を留めるこれが出会いか
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