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麦藁菊(ムギワラギク)はキク科ムギワラギク属の多年草である。
英名はストローフラワー(strawflower)である。
学名からヘリクリサムの名でも流通している。
原産地はオーストラリアである。
日本へは明治時代の初期に渡来した。
草丈は30~100センチくらいである。
茎は直立し、上部で枝分かれをする。
葉は披針形で、互い違いに生える(互生)。
葉の縁にはぎざぎざ(鋸歯)はない(全縁)。
開花時期は5~9月である。
茎先に1輪ずつ花(頭花)をつける。
特徴は頭花を包む総苞片(花序全体を包む葉の変形したもの)が花弁状に発達していることである。
その部分がかさかさとして、ドライフラワーに適している。
花の真ん中にある筒状花は黄色い。
総苞片の色は黄色、橙色、淡い紅色、クリーム色、白などさまざまである。
花の後にできる実はそう果(熟しても裂開せず、種子は1つで全体が種子のように見えるもの)である。
属名の Helichrysum はギリシャ語の「helios(太陽)+chrysos(金色)」からきている。頭花の形と色からつけられた名である。
種小名の bracteatum は「苞葉のある」という意味である。
写真は6月に千葉県野田市の清水公園花ファンタジアで撮った。
ドリームタイム・ジャンボイエローという園芸品種で、大輪である。
学名:Helichrysum bracteatum
★手触りがとても不思議なヘリクリサム
雨が降ったら眠るといいよ

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