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植物図鑑ブログ

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東郷菊(トウゴウギク)はキク科オオハンゴンソウ属の多年草である。
原産地は北アメリカの南東部である。
ルドベキアの仲間である。
草丈は80~120センチくらいである。
茎は褐色で毛が生える。
葉は長い楕円形で、互い違いに生える(互生)。
開花時期は6~9月である。
茎の上部で枝分かれをし、花径3センチほどの花(頭花)を咲かせる。
舌状花は黄色く、真ん中の筒状花は褐色である。
花の後にできる実はそう果(熟しても裂開せず、種子は1つで全体が種子のように見えるもの)である。
和名の由来は東郷平八郎元帥がイギリスから持ち帰り、こよなく愛したことに因むという。
属名の Rudbeckia はリンネの後援者「ル-ドベック(Rudbeck)父子」の名からきている。
種小名の fulgida は「艶のある」という意味である。
向島百花園に咲く唯一の外来種である。
写真は8月に向島百花園で撮った。
学名:Rudbeckia fulgida


★遥々とやって来ました海の果て
 東郷菊は大和に根づき




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小蒲(コガマ)はガマ科ガマ属の多年草である。
本州から九州にかけて分布し、池や沼に生える。
海外では、朝鮮半島、中国、フィリピンなどにも分布する。
蒲(ガマ)によく似ているが、全体的に小さい。
草丈は100~150センチくらいである。
根際から生える葉は線形である。
開花時期は6~8月である。
丸っこいソーセージのような茶色の花穂が雌花で、雄花はその先につく。
肉穂花序(花軸が多肉化して花が表面に密生したもの)と呼ばれている。
雌花穂は長さ6~10センチくらいある。
雄花穂は花粉を出し終わると枯れ、雌花穂がガマの穂になる。 
花の後にできる実は堅果(皮が堅く、種と接触せずに種を包んでいる果実)である。
種子には毛があり、風に乗って散布される。
蒲(ガマ)や姫蒲(ヒメガマ)は4つの花粉の集まった4集粒だが、本種は単粒であることで区別される。
属名の Typha はギリシャ語の「沼(tiphos)」からきている。
種小名の orientalis は「東方の(中近東の)」という意味である。
写真は10月に板橋区立赤塚植物園で撮った。
学名:Typha orientalis


★少しだけ短いけれど小蒲の穂
 太さは負けぬとピンと胸張り




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宿根亜麻(シュッコンアマ)はアマ科アマ属の多年草である。
非耐寒性なので園芸上は一年草として扱われる。
原産地はヨーロッパである。
日本へは明治時代に渡来した。
主として観賞用とされる。
学名からきたリヌム・ペレンネの名でも流通している。
草丈は30~60センチくらいである。
茎は細くてひょろひょろする。
葉は幅の狭い披針形で、茎にらせん状にたくさんつく。
開花時期は5~7月くらいである。
花径2センチくらいの小さな青い花をたくさんつける。
花は一日花である。
花弁数は5枚である。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
近縁種の亜麻(アマ)は繊維原料とするほか、種子からは亜麻仁油が得られる。
属名の Linum はラテン語の「linon(糸)」からきている。この属の1種から糸を採ったことから名づけられた。
種小名の perenne は「多年生の」という意味である。
写真は6月に東京都薬用植物園で撮った。
学名:Linum perenne


★青空と競うがごとく花咲かせ
 宿根亜麻は風にはためき




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クリヌム・ポーウェリーはヒガンバナ科ハマオモト属の多年草である。
19世紀にイギリスで作出された種間交配品種である。
種子親はロンギフォリウム種(Crinum longifolium)、花粉親はムーレイ種(Crinum moorei)で、どちらも原産地は南アフリカである。
草丈は1~2メートルあり、大形である。
根際から生える葉は線形である。
開花時期は6~7月である。
長さが10センチくらいある大きなピンクの花を一度に10輪くらいつける。
花は平開はせず細長い花筒となることが多い。
花の色は、白花のもの('Album')もある。
属名の Crinum はギリシャ語の「crinon(ユリ)」からきている。花の姿がユリによく似ていることから名づけられた。
種小名の powellii はイギリス人の園芸家「パウエル(C. B. Powell)さんの」という意味である。
写真は7月につくば植物園で撮った。
学名:Crinum x powellii


★大きくて驚くような姿だが
 花は開かず傷みも早く




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黒花半鐘蔓(クロバナハンショウヅル)はキンポウゲ科センニンソウ属の多年草である。
北海道に分布し、低地から亜高山にかけての湿原や湿った草地に生える。
海外では、朝鮮半島、中国東北部、ウスリー地方、アムール地方などに分布する。
別名を蝦夷半鐘蔓(エゾハンショウヅル)という。
環境省のレッドリスト(2007)では、「絶滅の危険が増大している種」である絶滅危惧II類(VU)に登録されている。
茎は蔓性で他のものに絡んで伸び、長さは1メートル以上になる。
茎には黄褐色の毛が生える。
葉は羽状複葉で、向かい合って生える(対生)。
小葉は卵形で先が尖り、浅く裂けるものもある。
開花時期は7~8月である。
茎先や葉の脇から柄を出し、暗い紫色をした鐘形の花を下向きにつける。
花には花弁はない。
花弁状の萼片が4枚あり、先がやや反り返る。
萼片の外側には、暗い紫色の軟毛が密生する。
雄しべと雌しべはたくさんある。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Clematis はギリシャ語の「clema(若枝)」の縮小形である。長い柔らかい枝でよじ登ることから名づけられた。
種小名の fusca は「暗い赤褐色の」という意味である。
写真は5月に神代植物公園の山野草展(東京山草会)で撮った。
学名:Clematis fusca


★ひっそりとうな垂れ咲くか渋い花
 見落としそうだ自然の中では




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