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植物図鑑ブログ

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睡蓮木(スイレンボク)はシナノキ科ウオトリギ属(グレウイア属)の常緑低木である。
分類体系によってはアオイ科とされる。
原産地は南アフリカやジンバブエ、モザンビークである。
なお、表記の名は園芸名である。
花の形が睡蓮(スイレン)に似ているところから名づけられた。
学名のグレウイア・オクキデンタリスや、シノニムのグレウイア・カフラで表示するものもある。
英名はラベンダー・スターフラワー(lavender starflower)である。
樹高は1~3メートルくらいである。
葉は楕円形で、互生(互い違いに生える)。
葉の色は濃い緑色で艶がある。
開花時期は6~9月くらいである。
桃色または黄色の花を咲かせる。
花弁5枚だが、5枚の萼片もよく発達していて、10枚の花弁が放射状に開いているように見える。
花の後にできる実は核果(水分を多く含み中に種が1つある)である。
属名の Grewia はイギリスの植物学者「グルー(Nehemiah Grew, 1641-1712)さん」の名からきている。
種小名の occidentalis は「西方の」という意味である。
写真は6月に北大植物園で撮った。
学名:Grewia occidentalis(=Grewia caffra)

★睡蓮と見紛う花を樹の上に
 咲かせ神秘のムード豊かに




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菊葉鍬形(キクバクワガタ)はゴマノハグサ科クワガタソウ属(ルリトラノオ属)の多年草である。
分類体系によってはオオバコ科とされる。
北方領土を含む北海道に分布し、高山の礫地、海岸近くの岩場や砂地に生える。
海外ではサハリンにも分布する
草丈は10~25センチくらいである。
葉は卵形で羽状に深く裂け、向かい合って生える(対生)。
葉には軟毛が生え、白っぽく見える。
開花時期は6~8月である。
茎先に総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、青紫色の花を10~30個くらいつける。
花径は1センチくらいである。
花冠は花びらのように4つに裂ける。
1本の雌しべと2本の雄しべが長く突き出る。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Veronica は聖者ベロニカに捧げられた名である。
種小名の schmidtiana はドイツ人の植物学者でサハリンの研究をした「シュミット(Friedrich Schmidt, 1832-1908)さんの」という意味である。
「鍬形」の由来は、実につく萼を兜飾りの鍬形にたとえたものである。
「菊葉」は文字通り「菊の葉」に似るという意味である。
写真は3月に川口市立グリーンセンターの山野草展で撮った。
学名:Veronica schmidtiana subsp. schmidtiana(=Pseudolysimachion schmidtianum subsp. schmidtianum)

★遥かなる北の大地に咲く花が
 ここにあるかと鉢を眺めて




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ゴルドニア・ラシアンツスはツバキ科タイワンツバキ属(ゴルドニア属)の常緑高木である。
種小名の読み方は「ラシアントゥス」や「ラシアンサス」とするものもある。
原産地は北アメリカである。
合衆国南部の沿岸地域に分布し、湿地に生える。
樹高は10~20メートルくらいである。
葉は長さ10~15センチくらいの楕円形で、枝先に集まって互い違いに生える(互生)。
葉の先は尖り、縁にぎざぎざ(鋸歯)はない。
葉の質は革質で艶がある。
開花時期は7~9月くらいである。
花径が7~8センチある白い5弁花で見栄えがする。
夏椿(ナツツバキ)の花を大きくしたような感じである。
花はよい香りがする。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Gordonia はイギリスの園芸家「ゴードン(James Gordon, 1708-1781)さん」の名からきている。
種小名の lasianthus は「長い軟毛のある花の」という意味である。
写真は7月につくば植物園で撮った。
学名:Gordonia lasianthus

★夏の陽を浴びて煌く大輪は
 涼はここにと手招きをして




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サントリソウはキク科サントリソウ属(キバナアザミ属)の多年草である。
原産地は地中海沿岸地方である。
南ヨーロッパから西アジアにかけて分布し、乾燥地に生える。
和名の由来は不明とされている。
別名を黄花薊(キバナアザミ)という。
草丈は30~60センチくらいである。
葉は楕円形で、互い違いに生える(互生)。
葉の縁は切れ込み、細い棘がある。
開花時期は6~8月くらいである。
茎先に花径3~4センチの黄色い花(頭花)をつける。
萼筒にも棘がある。
花の後にできる実はそう果(熟しても裂開せず、種子は1つで全体が種子のように見えるもの)である。
ヨーロッパでは万能薬として持て囃された歴史がある。
現在では、全草を苦味健胃薬とするほか、強壮薬などともされる。
また、若葉はサラダ、根は煮物用の野菜とされる。
属名の Cnicus はギリシャ語の「knekos(ベニバナ)」からきている。
種小名の benedictus は「治療の効果がある」という意味である。
写真は7月に東京都薬用植物園で撮った。
学名:Cnicus benedictus

★棘のある葉っぱに埋もれ花開く
 黄花薊は人目を避けて



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姫石榴(ヒメザクロ)はザクロ科ザクロ属の落葉低木である。
石榴(ザクロ)の園芸品種で、江戸時代から栽培されてきた。
基本種よりも花も果実も小さく、庭木や鉢植えに向いている。
成長しても樹高は1メートルくらいにしか育たない。
葉は長い楕円形で、向かい合って生える(対生)。
葉には艶があり、縁にぎざぎざ(鋸歯)はない。
開花時期は周年である。
花の色は紅色で、枝先に1輪ずつつく。
花弁は6枚で、皺がある。
花の真ん中には黄色い雄しべはたくさんある。
果実は直径3~4センチくらいの液果(果皮が肉質で液汁が多い実)である。
熟すと不規則に裂開して種子を見せ、面白い形になる。
属名の Punica はラテン語の「punicus(カルタゴの)」からきている。ザクロの産地と考えたものと思われる。
種小名の granatum は「粒状の」という意味である。
品種名の Nana は「小さい」という意味である。
花の写真は7月に小石川植物園で撮った。
実の写真は8月につくば植物園で撮った。
学名:Punica granatum 'Nana'

★弾ける日待つや乙女子姫柘榴
 紅を揺らさん緑の風に




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