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使君子(シクンシ)はシクンシ科シクンシ属の蔓性常緑低木である。
原産地は、中国南部、フィリピン、ミャンマー、マレーシア、インドなどである。
和名は、生薬名の使君子(しくんし)からきている。
駆虫剤や整腸剤などに用いられる。
生薬名は中国名を音読みしたもので、使君は「四方の国に遣わされる天子の使者」を意味する。
別名をインド使君子(インドシクンシ)ともいう。
日本でも石垣島や西表島で栽培されている。
樹高は3~5メートルくらいである。
はじめは低木状で、後に蔓状となる。
葉は楕円形で、向かい合って生える(対生)。
部分的には互い違いに生える(互生)ものもある。
葉は紙質で薄く、葉が落ちた後は刺状の突起となって残る。
開花時期は7~8月くらいである。
温度さえあれば周年開花をする。
花径は2~4センチくらいで、花弁は5枚である。
つけ根の部分に細長い萼筒があり、花は下向きにつく。
花の色は、咲き始めは白く、ピンクから紅色へと変化する。
花にはよい香りがある。
花の後にできる実は紡錘形の核果(水分を多く含み中に種が1つある)で、熟すと暗い褐色になる。
中には種子が1つある。
薬用に用いられるのは種子の部分である。
属名の Quisqualis はラテン語で「quisqualis(どんなものか)」からきている。同定の難しいことからつけられた名である。
種小名の indica は「インドの」という意味である。
属名は新しい分類体系では Combretum に変更されている。
写真は9月に氷見市海浜植物園で撮った。
学名:Quisqualis indica(=Combretum indicum)
★日本にも栽培してるとこがある
神秘の花咲くインド使君子

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