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大千成(オオセンナリ)はナス科オオセンナリ属の一年草である。
原産地は南アメリカで、チリとペルーに分布している。
日本へは江戸時代の末期に渡来した。
逸出したものが野生化し、畑や荒れ地に生える。
草丈は50~100センチくらいである。
葉は卵形で、互い違いに生える(互生)。
葉の先は尖り、縁には不規則に粗いぎざぎざ(鋸歯)がある。
長さは5~10センチくらいで、まばらに毛が生え、互い違いに生える(互生)。
開花時期は7~9月である。
葉の脇から細長い花柄を出し、その先に1つずつ花をつける。
合弁花で、花径は3~4センチあり、先が浅く5つに裂ける。
裂片は淡い青色で、筒部は白い。
実は酸漿(ホオズキ)と同じように球形の液果(中身に液をたくさん含む果実)で、袋のような大きな萼に包まれている。
有毒なので食べられないが、切り花やドライフラワーなどに用いられる。
別名を千成酸漿(センナリホオズキ)ともいう。
英名はアップル・オブ・ペルー(apple of Peru)である。
属名の Nicandra は2世紀頃のギリシャの詩人「ニカンドロス(Nikandros)」の名からきている。
種小名の physaloides は「ホオズキ属(Physalis)に似た」という意味である。
写真は8月に軽井沢町植物園で撮った。
学名:Nicandra physaloides
★咲く花は平凡だけど秋になり
袋つけたらまた見に来てね

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