×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
烏山椒(カラスザンショウ)はミカン科サンショウ属の落葉高木である。
本州から沖縄にかけて分布し、山地に生える。
海外では、朝鮮半島、中国、フィリピンなどにも分布する。
和名の由来は、山椒の仲間でカラスが種子を食べることからきている。
樹高は6~15メートルくらいである。
樹皮は灰褐色である。
枝には鋭い棘がある。
葉は奇数羽状複葉(鳥の羽のように左右に小葉がいくつか並び、先に1つの小葉がついて1枚の葉が構成される)で、互い違いに生える(互生)。
小葉の形は細長い楕円形で、縁にはぎざぎざ(鋸歯)がある。
葉には油点があり、揉むとバニラの香りがする。
雌雄異株である。
開花時期は7~8月である。
花の色は淡い緑色で、あまり目立たない。
果期11~1月で、さく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)が赤く熟する。
種子の色は黒い。
野鳥が好んで食べるが食用にはならない。
属名の Zanthoxylum はギリシャ語の「Zantho(黄色い)+xilon(木質)」からきている。この属の植物が黄色染料として使われることから名づけられた。
種小名の ailanthoides は「ニガキ科ニワウルシ属(Ailanthus)に似た」という意味である。
写真は9月に氷見市海浜植物園で撮った。
学名:Zanthoxylum ailanthoides
★いぼいぼの姿がとぱっと目につくよ
背が高いので上手く撮れぬが

にほんブログ村
花図鑑
植物図鑑
|味の麺匠戸田久|おこめの鬼平|フロム蔵王|花の本屋さん|楽天トラベル|
PR
この記事へのコメント
カウンター
カレンダー
02 | 2025/03 | 04 |
S | M | T | W | T | F | S |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | ||||||
2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 |
9 | 10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 |
16 | 17 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 |
23 | 24 | 25 | 26 | 27 | 28 | 29 |
30 | 31 |
楽天
カテゴリー
最新記事
(11/06)
(11/01)
(06/28)
(06/07)
(01/30)
(01/27)
(10/19)
(10/18)
(10/17)
(10/15)
最新トラックバック
ブログ内検索
アーカイブ
最古記事
(09/01)
(09/02)
(09/03)
(09/04)
(09/05)
(09/06)
(09/07)
(09/08)
(09/09)
(09/10)