忍者ブログ
HOME Admin Write

植物図鑑ブログ

毎日「今日の花」を載せ、時々「植物図鑑」のサイト情報などを載せます。

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。



熊柳(クマヤナギ)はクロウメモドキ科クマヤナギ属の蔓性落葉低木である。
北海道の南部から沖縄にかけて分布し、山野に生える。
海外では、朝鮮半島、台湾、中国にも分布する。
和名の由来については、若葉を「柳」にたとえ、蔓の強さから「熊」の文字を冠したものだという説がある。
蔓の丈は1~10メートルくらいになる。
葉は卵形で、互い違いに生える(互生)。
葉の質は紙質で、縁にぎざぎざ(鋸歯)はない。
開花時期は7~8月である。
枝先に円錐花序(下のほうになるほど枝分かれする回数が多く、全体をみると円錐形になる)を出し、白ないしクリーム色の小さな花をたくさんつける。
花弁は5枚で、平開はしない。
萼片は5枚である。
雄しべは5本、雌しべは1本である。
同じころに前年に咲いた花の実をつける。
実は球形の核果(水分を多く含み中に種が1つある)で、黄色から赤くなり黒く熟する。
熟した実は生食ができ、果実酒ともされる。
若葉は山菜とされる。
蔓は傘の柄やステッキとして利用される。
属名の Berchemia はオランダ人の植物学者「ベルシェム(Berhout von Berchem, 1700's)さん」の名からきているものと推定される。
種小名の racemosa は「総状花序の」という意味である。
写真は7月に小石川植物園で撮った。
学名:Berchemia racemosa

★縋りつき纏わりついてするすると
 昇る姿はただ逞しく




にほんブログ村 花ブログ 季節の花へ
にほんブログ村

花図鑑
植物図鑑


味の麺匠戸田久おこめの鬼平フロム蔵王花の本屋さん楽天トラベル








PR
この記事へのコメント
お名前
タイトル
メールアドレス
URL
文字色
絵文字 Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
コメント
パスワード   コメント編集用パスワード
 管理人のみ閲覧
フリーエリア
にほんブログ村 花ブログへ
にほんブログ村



花の本屋さん

カウンター

カレンダー
03 2025/04 05
S M T W T F S
1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30

楽天

最新コメント
[02/12 kenji]
[12/31 kenken]
[08/23 龍]
[08/22 ポポ]

最新トラックバック

プロフィール
HN:
HP:
性別:
男性

バーコード
ブログ内検索

アーカイブ

アクセス解析







Copyright ©  -- 植物図鑑ブログ --  All Rights Reserved
Design by CriCri / Material by 押し花とアイコン / powered by NINJA TOOLS / 忍者ブログ / [PR]