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青葛藤(アオツヅラフジ)はツヅラフジ科アオツヅラフジ属の蔓性落葉木本である。
北海道の南西部から沖縄にかけて分布し、他のものに絡みついて伸びる。
海外では、朝鮮半島、中国、フィリピン、インド、太平洋諸島などにも分布する。
別名を神衣比(カミエビ)という。
蔓の長さは10メートルに達する。
葉は卵形で柄があり、互い違いに生える(互生)。
細い毛が生えており、多くは3つに浅く裂ける。
開花時期は7~9月である。
雌雄異株である。
葉の脇から円錐花序(枝分かれして全体が円錐状に見える)を出し、黄白色の小さな花をたくさんつける。
花の後にできる実は液果(果皮が肉質で液汁が多い実)で、熟すと黒くなる。
見かけは葡萄(ブドウ)に似ている。
ただし、アルカロイドを含み有毒である。
根茎を乾燥したものを生薬で木防己(もくぼうい)といい、消炎、利尿、鎮痛などの薬効がある。
和名の由来は、蔓性で茎が青々としているというところからきている。
この場合の「青」とは緑のことである。
属名の Cocculus はギリシャ語の「coccus(液果)」の縮小形である。小さな液果をつけるということから名づけられた。
種小名の trilobus は「3片の」という意味である。
写真は6月に小石川植物園で撮った。
学名:Cocculus trilobus
★粉を吹き葡萄のような実をつけて
美味しそうだが青葛藤

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