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奄美酢漿草(アマミカタバミ)はカタバミ科カタバミ属の多年草である。
漢字では「奄美片喰」とも書く。
鹿児島県の奄美大島に分布する。
海外では、オーストラリアにも分布する。
山地の渓流沿いの岩の割れ目に、コケと一緒に生える。
ダム建設による環境の悪化で個体数が減少している。
環境省のレッドブック(2007)では、「ごく近い将来における絶滅の危険性が極めて高い種」である絶滅危惧IA類(CR)に登録されている。
草丈は3センチくらいである。
茎はよく枝分かれをして地面を這う。
茎の長さは10センチから20センチくらいである。
葉は3出複葉(1枚の葉が3つの小さな葉に分かれた形)で、小葉の形は倒心形である。
両面に微毛が生える。
葉は日が陰ったり夜になると折りたたんだようになる。
開花時期は4月から10月くらいである。
茎先に1つずつ花をつける。
花径は5ミリくらいの小さな黄色い花である。
花弁数は5枚である。
写真は9月につくば植物園で撮った。
学名:Oxalis amamiana(=Oxalis exilis)
★花開く姿をとうとう目にしたぞ
お伽の世界か奄美酢漿草
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