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南洋桜(ナンヨウザクラ)はシナノキ科ナンヨウザクラ属の常緑高木である。
YListではイイギリ科としている。
また、APG植物分類体系ではナンヨウザクラ科とされる。
原産地はメキシコ、中央アメリカ、ペルー、ボリビアである。
現在では世界の熱帯各地で栽培されている。
樹高は7~12メートルである。
葉は長い楕円形で、互い違いに生える(互生)。
葉の縁にはぎざぎざ(鋸歯)があり、裏面には細かな毛が生える。
開花時期はほぼ通年である。
葉の脇に花径20~25ミリくらいの白い5弁花をつける。
花は一日花である。
花の後にできる実は液果(果皮が肉質で液汁が多い実)で、熟すと赤くなる。
和名の由来は、この果実がサクランボに似ていることからきている。
トウダイグサ科の提琴桜(テイキンザクラ)も別名を南洋桜(ナンヨウザクラ)というが、本種とは異なる。
実は生食されたり、ジャムなどに使用される。
葉は煎じてお茶にされる。
材は製紙用パルプとして利用される。
属名の Muntingia の由来は不明である。
種小名の calabura の由来も不明で、現地名からきているのではないかとする記述が見られる。
写真は8月に北大植物園で撮った。
学名:Muntingia calabura
★名前だけ聞いていたけど北の地で
逢うも妙味と笑みの浮かんで

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