忍者ブログ
HOME Admin Write

植物図鑑ブログ

毎日「今日の花」を載せ、時々「植物図鑑」のサイト情報などを載せます。

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

縮緬長穂草(チリメンナガボソウ)

縮緬長穂草(チリメンナガボソウ)はクマツヅラ科ナガボソウ属の多年草である。
原産地は南アメリカである。
日本へは明治時代の初期に渡来した。
現在では、南西諸島や小笠原諸島で野生化し、道端や荒れ地に生える。
近縁種の太穂長穂草(フトボナガボソウ)と似るが、葉に縮緬状の皺があるところが異なる。
草丈は50~120センチくらいである。
茎の断面は四角形で、よく枝分かれをする。
葉は長い楕円形で、向かい合って生える(対生)。
葉の表面には皺があり、縁にはぎざぎざ(鋸歯)がある。
開花時期は周年である。
茎先に長さ20~50センチくらいの穂状花序(柄のない花が花茎に均等につく)を出し、濃い紫色の小さな花を1~3輪くらいつける。
花冠は漏斗状で、先が唇形に裂ける。
上唇は2つに裂けてやや大きい。
下唇は3つに裂け、真ん中の裂片が一番細い。
花の後にできる実は分果(複数の子房からできた果実)で、2つのブロックからなる。
属名の Stachytarpheta はギリシャ語の「stachys(穂)+tarphys(よく茂った)」からきている。
種小名の dichotoma は「二股になった」という意味である。
写真は5月に東京都薬用植物園で撮った。
学名:Stachytarpheta dichotoma


★独特の花の姿が目を奪う
 彼の地の花と知ってなるほど


縮緬長穂草(チリメンナガボソウ)

にほんブログ村 花ブログ 季節の花へ
にほんブログ村

花図鑑
植物図鑑


味の麺匠戸田久おこめの鬼平フロム蔵王花の本屋さん楽天トラベル


PR
この記事へのコメント
お名前
タイトル
メールアドレス
URL
文字色
絵文字 Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
コメント
パスワード   コメント編集用パスワード
 管理人のみ閲覧
この記事へのトラックバック
トラックバックURL:
フリーエリア
にほんブログ村 花ブログへ
にほんブログ村



花の本屋さん

カウンター

カレンダー
03 2025/04 05
S M T W T F S
1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30

楽天

最新コメント
[02/12 kenji]
[12/31 kenken]
[08/23 龍]
[08/22 ポポ]

最新トラックバック

プロフィール
HN:
HP:
性別:
男性

バーコード
ブログ内検索

アーカイブ

アクセス解析







Copyright ©  -- 植物図鑑ブログ --  All Rights Reserved
Design by CriCri / Material by 押し花とアイコン / powered by NINJA TOOLS / 忍者ブログ / [PR]