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縮緬長穂草(チリメンナガボソウ)はクマツヅラ科ナガボソウ属の多年草である。
原産地は南アメリカである。
日本へは明治時代の初期に渡来した。
現在では、南西諸島や小笠原諸島で野生化し、道端や荒れ地に生える。
近縁種の太穂長穂草(フトボナガボソウ)と似るが、葉に縮緬状の皺があるところが異なる。
草丈は50~120センチくらいである。
茎の断面は四角形で、よく枝分かれをする。
葉は長い楕円形で、向かい合って生える(対生)。
葉の表面には皺があり、縁にはぎざぎざ(鋸歯)がある。
開花時期は周年である。
茎先に長さ20~50センチくらいの穂状花序(柄のない花が花茎に均等につく)を出し、濃い紫色の小さな花を1~3輪くらいつける。
花冠は漏斗状で、先が唇形に裂ける。
上唇は2つに裂けてやや大きい。
下唇は3つに裂け、真ん中の裂片が一番細い。
花の後にできる実は分果(複数の子房からできた果実)で、2つのブロックからなる。
属名の Stachytarpheta はギリシャ語の「stachys(穂)+tarphys(よく茂った)」からきている。
種小名の dichotoma は「二股になった」という意味である。
写真は5月に東京都薬用植物園で撮った。
学名:Stachytarpheta dichotoma
★独特の花の姿が目を奪う
彼の地の花と知ってなるほど

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