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蔓樒(ツルシキミ)はミカン科ミヤマシキミ属の常緑小低木である。
北方領土を含む北海道から九州にかけて分布し、山地の林の中に生える。
海外では、サハリンにも分布する。
分類上は、深山樒(ミヤマシキミ)の変種とされる。
和名の由来は、葉の姿がモクレン科の樒(シキミ)に似ており、枝が蔓状に地面を這うことからきている。
樹高は50~100センチくらいである。
樹皮は灰色である。
葉は楕円形で、互い違いに生える(互生)。
革質で艶があり、縁にぎざぎざ(鋸歯)はない(全縁)。
開花時期は4~5月である。
枝先に円錐花序(枝分かれして全体が円錐状に見える)を出し、白い4弁花をたくさんつける。
花径は1センチくらいで、よい香りがする。
雌雄異株である。
それぞれ、雌しべか雄しべが発達している。
花の後につく実は球形の核果(水分を多く含み中に種が1つある)で、真っ赤に熟する。
実の鑑賞期は12~2月くらいである。
有毒のアルカロイドを含み、誤食すると危険である。
属名の Skimmia は日本語の「シキミ」からきている。
種小名の japonica は「日本の」という意味である。
変種名の intermedia は「中くらいの大きさの」という意味である。
品種名の repens は「匍匐する」という意味である。
写真は10月に箱根湿生花園で撮った。
花の写真は5月に北大植物園で撮った。
学名:Skimmia japonica var intermedia f. repens
★毒のある赤い実ちょっと危ないよ
手招きしても知らん顔だよ

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