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モロヘイヤ(molocheiya)はシナノキ科ツナソ属の一年草である。
和名を縞綱麻(シマツナソ)といい、台湾綱麻(タイワンツナソ)の別名もある。
近縁種の黄麻(コウマ)とともに繊維のジュート(jute)の原材料となる。
原産地はインドないしエジプトと言われる。
モロヘイヤというのはアラビア名である。
古代エジプトでは野菜として栽培されていたという。
近年では栄養価の高い緑黄色野菜として注目を集めている。
草丈は100~250センチくらいである。
茎は円柱状で直立し、よく枝分かれをする。
葉は長めの楕円形で柄があり、互い違いに生える(互生)。
葉の先は尖り、縁には細かいぎざぎざ(鋸歯)がある。
開花時期は8~10月である。
花径2センチくらいの黄色い5弁花をつける。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)で、細長い円筒形をしている。
ここから長実綱麻(ナガミツナソ)の別名もある。
なお、実には毒性があるので誤食をすると危険である。
食用にするのは若葉の先のほうである。
ただし、成分にシュウ酸含むので尿路結石などの持病のある人は避けたほうがいい。
属名の Corchorus はギリシャ語の「koreo(掃除する)+kore(瞳)」からきている。眼の病気に効果があるといわれたことから名づけられた。
種小名の olitorius は「野菜畑の」という意味である。
写真は9月に東京都薬用植物園で撮った。
学名:Corchorus olitorius
★黄色くて花は小さなモロヘイヤ
クレオパトラも食べたというよ

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