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団扇の木(ウチワノキ)はモクセイ科ウチワノキ属(アベリオフィルム属)の落葉低木である。
1属1種である。
原産地は朝鮮半島である。
大正時代に発見された。
日本に持ち込まれたものが初めて開花したのは昭和14年のことで、場所は小石川植物園だという。
樹高は1~2メートルである。
樹皮は縦に長く裂けて剥がれる。
葉は楕円形で、向かい合って生える(対生)。
葉の先は尖り、つけ根の部分はくさび形である。
開花時期は3~4月である。
雌雄異株である。
葉の展開に先立って開花する。
花は連翹(レンギョウ)によく似ている。
蕾のうちは濃い桃色で、開花後は白く、淡い桃色を帯びるものもある。
花冠は4つに裂け、裂片の先は浅く2つに裂ける。
別名を白花連翹(シロバナレンギョウ)ともいう。
花には仄かな香りがある。
そこから匂い団扇の木(ニオイウチワノキ)という流通名がある。
葉は楕円形で、向かい合って生える(対生)。
葉の先は尖り、つけ根の部分はくさび形である。
花の後にできる実は扁平で円形のさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
この形が団扇に似ているというのが名の由来である。
属名の Abeliophyllum はギリシャ語の「Abelia(ツクバネウツギ属)+phyllum(葉)」からきている。アベリアの葉に似ているということから名づけられた。
種小名の distichum は「2列になった」という意味である。
写真は3月にJAあゆみ野安行園芸センターで撮った。
学名:Abeliophyllum distichum
★咲き時を少したがえて団扇の木
小春日和も悪くはないと
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