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奥州里桜(オウシュウサトザクラ)はバラ科サクラ属の落葉高木である。
サトザクラの仲間の1つで、大山桜(オオヤマザクラ)とサトザクラの1種との交雑種と考えられている。
岩手県盛岡市周辺に多く、この名がつけられている。
特に原敬記念館にあるものは戴き桜(イタダキザクラ)と呼ばれている。
南部藩の殿様が原敬の父に賜ったものというのが由来という。
樹高は5メートルから10メートルである。
枝は斜上をする。
葉は楕円形で、互い違いに生える(互生)。
葉の先は尖り、縁には重鋸歯(大きなぎざぎざに更に細かなぎざぎざがある)がある。
開花時期は4月の中旬から下旬である。
葉の展開と同時に花を咲かせる。
花は淡い紅色をした半八重咲きの大輪である。
花弁数は10枚から15枚である。
花はしっかりと横に開き、花弁の先の色が濃い。
花弁は丸く、花柄があまりないなど大山桜(オオヤマザクラ)の特徴が見て取れる。
属名の Prunus はラテン語の「plum(スモモ)」からきている。
種小名の sargentii はアメリカ人の植物学者「サージェント(Charles Sprague Sargent, 1841-1927)さんの」という意味である。
種小名の lannesiana はフランス人の園芸家「ランヌ(Lannes)さんの」という意味である。
写真は4月に富山県中央植物園で撮った。
学名:Prunus sargentii x Prunus lannesiana(syn. Prunus lannesiana 'Oshu-satozakura')
★つけられた名前の由来面白く
興味ひかれる北国の花
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