×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
楊貴妃(ヨウキヒ)はバラ科サクラ属の落葉高木である。
サトザクラの仲間の1つである。
かつて桜の名所であった荒川堤由来の桜の1つである。
古くは奈良にあった桜で、江戸時代の資料にもその名がある。
興福寺の僧玄宗が愛した桜ということから中国の楊貴妃を連想して名づけられたという。
樹高は5メートルから10メートルである。
葉は楕円形で、互い違いに生える(互生)。
葉の先は尖り、縁には重鋸歯(大きなぎざぎざに更に細かなぎざぎざがある)がある。
開花時期は4月の中旬から下旬である。
葉の展開と同時に花を咲かせる。
蕾は濃い桃色である。
開花すると淡い紅色をした八重咲きの大輪となり、花径は40ミリから45ミリくらいである。
花弁の先には濃い桃色が残る。
花弁数は15枚から20枚である。
5枚の萼片は三角形、萼筒は漏斗形である。
花の後にできる実は直径1センチくらいの核果(水分を多く含み中に種が1つある)で、黒紫色に熟する。
属名の Prunus はラテン語の「plum(スモモ)」からきている。
種小名の lannesiana はフランス人の園芸家「ランヌ(Lannes)さんの」という意味である。
園芸品種名の Mollis は「軟毛のある」という意味である。
写真は4月に富山県中央植物園で撮った。
学名:Prunus lannesiana 'Mollis'
★桜にも楊貴妃名乗る花がある
美女が似合うね爛漫の春

にほんブログ村
桜図鑑
花図鑑
植物図鑑
|味の麺匠戸田久|おこめの鬼平|フロム蔵王|花の本屋さん|楽天トラベル|
PR
この記事へのコメント
カウンター
カレンダー
04 | 2025/05 | 06 |
S | M | T | W | T | F | S |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | 3 | ||||
4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 |
11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 | 17 |
18 | 19 | 20 | 21 | 22 | 23 | 24 |
25 | 26 | 27 | 28 | 29 | 30 | 31 |
楽天
カテゴリー
最新記事
(11/06)
(11/01)
(06/28)
(06/07)
(01/30)
(01/27)
(10/19)
(10/18)
(10/17)
(10/15)
最新トラックバック
ブログ内検索
アーカイブ
最古記事
(09/01)
(09/02)
(09/03)
(09/04)
(09/05)
(09/06)
(09/07)
(09/08)
(09/09)
(09/10)