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青だも(アオダモ)はモクセイ科トネリコ属の落葉高木である。
北方領土を含む北海道から九州にかけて分布し、山地に生える。
また、公園樹や街路樹とされる。
海外では、朝鮮半島にも分布する。
「青」がつくのは樹皮の色や青の染料とされたことなどからきている。
「たも」は漢字では木編に「佛」と書き、霊(たま)ないし撓む木の転訛したものと言われる。
別名を小葉の戸練子(コバノトネリコ)という。
トネリコは戸塗木(とぬりき)の転訛したものとの説がある。
樹高は10~15メートルである。
葉は奇数羽状複葉(鳥の羽のように左右に小葉がいくつか並び、先に1つの小葉がついて1枚の葉が構成される)で、向かい合って生える(対生)。
小葉の形は長い楕円形である。
小葉の先は尖り、縁には低いぎざぎざ(鋸歯)がある。
雌雄異株である。
開花時期は4~5月である。
枝先に円錐花序(下のほうになるほど枝分かれする回数が多く、全体をみると円錐形になる)を出し、白い小さな4弁花をたくさんつける。
花の後にできる実は翼果(翼のある実)で、10月ころ褐色に熟する。
材は野球用のバットやラケットの枠などの原料として利用される。
樹皮を乾燥させたものを生薬で秦皮(しんぴ)といい、下痢止めや解熱などの薬効がある。
アイヌの人々は、樹皮を染料に、材は弓や松明に、樹皮から採れる液を刺青の染料や止血、消毒などに用いた。
花言葉は「未来への憧れ」である。
属名の Fraxinus はラテン語の「phraxis(分離する)」からきたセイヨウトネリコのラテン古名である。
種小名の lanuginosa は「綿毛のある」という意味である。
品種名の serrata は「鋸歯のある」という意味である。
写真は10月に北大植物園で撮った。
学名:Fraxinus lanuginosa f. serrata
★バットには青だもがいいと聞いていた
アイヌの人も使っていたんだ

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