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蝦夷金鳳花(エゾキンポウゲ)はキンポウゲ科キンポウゲ属の多年草である。
北海道に分布し、山地の湿った場所や沢沿いなどに生える。
海外では、中国の東北部やロシアの極東地方などにも分布する。
環境省のレッドデータブック(2000)では、「ごく近い将来における絶滅の危険性が極めて高い種」である絶滅危惧IA類(CR)に登録されていた。
環境省のレッドリスト(2007)では、指定から除外されている。
草丈は20~30センチくらいである。
根際から生える葉には長い柄があり、手のひら状に3つに裂け、裂片にはさらに細かく切れ込む。
茎につく葉には柄はなく、3つに深く裂ける。
開花時期は5~7月くらいである。
茎先に花径2センチくらいの黄色い5弁花を3輪くらいずつつける。
花の後にできる実は球形のそう果(果実の中に1つだけ種子があり開かない)で、短い毛がたくさん生える。
属名の Ranunculus はラテン語の「rana(蛙)」からきている。この属の水生の種が蛙の棲むような所に生えることから名づけられた。
種小名の franchetii は日本の植物を研究したフランスの分類学者「フランシェさん(A. R. Franchet)の」という意味である。
写真は4月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園で撮った。
学名:Ranunculus franchetii
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