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植物図鑑ブログ

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アメリカ皀莢(アメリカサイカチ)はマメ科サイカチ属(グレディトシア属)の落葉高木である。
グレディトシア属はアジアや北アメリカに14種くらいが分布する。
日本にも皀莢(サイカチ)が分布し、属名の和名はサイカチ属という。
なお、「皀莢」の名は古名の西海子(さいかいし)や生薬名の早角子(そうかくし)に由来するとされる。
本種の原産地は北アメリカの中東部で、川岸や峡谷などに生える。
英名はハニーロカスト(honey locust)という。
「蜜のように甘いニセアカシア」の意味合いである。
樹高は20メートルから30メートルである。
葉は1-2回羽状複葉(鳥の羽のように左右に小葉がいくつか並んで1枚の葉が構成される)で、互い違いに生える(互生)。
小葉の形は楕円形である。
開花時期は5月である。
枝先に総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、小さな黄緑色の花をたくさんつける。
花径は5ミリくらいで、花弁数、萼片数は4枚、雄しべは8本である。
花の後にできる実は豆果(莢の中に種子が入るもの)である。
属名の Gleditsia はドイツ人の植物学者「グレディッチュ(Johann Gottlieb Gleditsch, 1714-1786)さん」の名からきている。
種小名の triacanthos は「3つの棘のある」という意味である。
写真は5月に埼玉県花と緑の振興センターで撮った。
園芸品種のサンバースト(Sunburst)で、新芽が鮮やかな黄金色になり棘がないである。
学名:Gleditsia triacanthos

★初めての名前にうむと身構えて
 しげしげと見るアメリカ皀莢



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メラレウカ・アルミラリスはフトモモ科メラレウカ属の常緑高木である。
メラレウカ属はオーストラリアを中心に200種以上が分布する。
本種の原産地はオーストラリアの南東部である。
サウスオーストラリア州、ビクトリア州、タスマニア州に分布する。
樹高は4メートルから10メートルくらいである。
よく枝分かれをする。
葉は長さが3センチ以下で針のように細長くて軟らかく、互い違いに生える(互生)。
葉の先は尖り、縁にぎざぎざ(鋸歯)はない。
葉にはよい香りがある。
開花時期は4月から5月である。
長さが3センチから6センチくらいあるブラシのような花序に白い5弁花を密生させる。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
この樹はオーストラリア大使館の自然庭園にも植えられている。
属名の Melaleuca はギリシャ語の「melas(黒)+leucos(白)」からきている。幹の色と枝の色の濃淡を表現している。
種小名の armillaris は「膜のある」という意味である。
写真は4月につくば植物園で撮った。
学名:Melaleuca armillaris

★またしても妙な姿の木があるよ
 オーストラリアの自然は不思議



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紅花亜麻(ベニバナアマ)はアマ科アマ属(リヌム属)の一年草である。
リヌム属は世界に200種以上が分布する。
この仲間の代表種に亜麻(アマ)があり、属名の和名もアマ属という。
本種の原産地は北アフリカである。
学名からリヌム・グランディフロルムの名も用いられている。
属名の読み方は英語風にリナムとするものもある。
草丈は40センチから50センチくらいである。
茎は細く、よく枝分かれをする。
葉は披針形(笹の葉のような形)で、互い違いに生える(互生)。
開花時期は4月から5月である。
花径は35ミリから40ミリくらいあり大きい。
艶のある濃い紅色をした5弁花である。
また、いくつかの園芸品種が作出されており、花の色は朱色や紅紫色のものもある。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
近縁種の亜麻(アマ)は繊維原料とするほか、種子からは亜麻仁油が得られる。
本種は観賞用として栽培される。
属名の Linum はラテン語の「linon(糸)」からきている。この属の1種から糸を採ったことから名づけられた。
種小名の grandiflorum は「大きな花の」という意味である。
写真は4月に京都府立植物園で撮った。
スカーレットフラックス(Scarlet Flax)という園芸品種である。
学名:Linum grandiflorum

★こんなにも大きな亜麻の花が咲く
 広い地球を肌に感じつ



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新珠(アラタマ)はバラ科サクラ属の落葉高木である。
サトザクラの仲間の1つである。
別名を松前新珠(マツマエアラタマ)という。
1967年に北海道の松前町で浅利政俊(あさり・まさとし, 1931-)さんによって作出された。
牡丹桜(ボタンザクラ)とサトザクラの1種を交配し選抜された品種である。
樹高は5メートルから10メートルである。
樹形は傘状である。
葉は楕円形で、互い違いに生える(互生)。
葉の先は尖り、縁には重鋸歯(大きなぎざぎざに更に細かなぎざぎざがある)がある。
開花時期は5月の上旬から中旬である。
葉の展開に先立って花を咲かせる。
花は紅色をした八重咲きの大輪で、長く垂れ下がって咲く。
花弁数は25枚から30枚である。
花弁の色はほぼ均等で、規則的に折り重なって咲く。
萼筒は漏斗状である。
結実はしない。
属名の Prunus はラテン語の「plum(スモモ)」からきている。
種小名の lannesiana はフランス人の園芸家「ランヌ(Lannes)さんの」という意味である。
写真は5月に北海道松前町の桜見本園で撮った。
学名:Prunus lannesiana 'Aratama'

★名にし負う牡丹桜の美しさ
 引継ぎつつも紅を濃くして



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大琉球(オオリュウキュウ)はツツジ科ツツジ属の常緑低木である。
ツツジ属は世界に1000種以上が分布し、また多くの園芸品種がある。
大琉球(オオリュウキュウ)はリュウキュウ系と呼ばれる園芸品種群の1つである。
江戸時代から栽培されており、岸躑躅(キシツツジ)黐躑躅(モチツツジ)の交雑種とする説が有力である。
和名の由来は、琉球を経由して広まったことからきている。
このうち黐躑躅(モチツツジ)の性質の強いものをオオリュウキュウ系、岸躑躅(キシツツジ)の性質の強いものをシロリュウキュウ系として大別する。
樹高は1メートルから2メートルである。
枝は太くて枝分かれは粗い。
葉は楕円形で、互い違いに生える(互生)。
開花時期は4月から5月である。
白地や淡い紫地に濃い紅色の斑点が入る関寺(セキデラ)や白地に淡い紫色の絞りが入る峰の松風(ミネノマツカゼ)などの品種がある。
雄しべの数は7本から10本くらいである。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Rhododendron はギリシャ語の「rhodon(バラ)+dendron(樹木)」からきている。紅色の花をつける木という意味で名づけられた。
種小名の mucronatum は「微凸頭の」という意味である。
写真は5月に小石川植物園で撮った。
学名:Rhododendron x mucronatum 'Oryukyu'(syn. Rhododendron x hortense 'Oryukyu')

★大輪を株いっぱいにつけて咲く
 大琉球は豪華な姿



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