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唐大黄(カラダイオウ)はタデ科カラダイオウ属(レウム属)の多年草である。
レウム属は世界に60種くらいが分布する。
本種が代表種で、属名の和名はカラダイオウ属という。
英名はルバーブ(rhubarb)という。
ヨーロッパではギリシア、ローマ時代から作物として栽培され、ジャムや煮物に利用されてきた。
いくつかの栽培品種も生まれている。
本種の原産地はシベリアの南部である。
日本へは明治時代に渡来した。
長野県などでジャム加工用に栽培されるが、あまり普及していない。
別名を食用大黄(ショクヨウダイオウ)、丸葉大黄(マルバダイオウ)ともいう。
草丈は50センチから200センチくらいである。
茎はよく枝分かれをする。
根際から生える葉は心形で長い柄があり、放射状に広がる。
葉の色は濃い緑色で毛は生えず、葉脈がはっきりしている。
開花時期は4月から6月である。
茎先に円錐花序(枝分かれして全体が円錐状に見える)を出し、黄白色をした花をたくさんつける。
花には花弁はなく、萼が花弁状になって5つに裂ける。
花の後にできる実はそう果(熟しても裂開せず、種子は1つで全体が種子のように見えるもの)である。
根茎は生薬の大黄(だいおう)の代用として、緩下・健胃薬とされる。
花言葉は「迅速」である。
属名の Rheum はロシアの「ラー川(Rha, ボルガ川の古名)」からきている。
種小名の rhabarbarum は「異国のラー川の」という意味である。
写真は5月に東京都薬用植物園で撮った。
学名:Rheum rhabarbarum(YListでは Rheum rhabarbatum)
★野菜かと首をかしげつしげしげと
観察をする食用大黄

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