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朝鮮薊(チョウセンアザミ)はキク科チョウセンアザミ属の多年草である。
原産地は地中海沿岸地方である。
朝鮮の名がつくが、朝鮮原産ではない。
この場合の「朝鮮」は外国産を表す程度の意味合いである。
ヨーロッパでは、古代ギリシャ・ローマ時代から野菜として栽培されてきたという。
日本へは江戸時代の後期にオランダから渡来した。
あまり普及はしなかったという。
英名はアーティチョーク(artichoke)である。
アラビア語が語源で「大きな薊」を意味する。
草丈は150~200センチくらいである。
葉は羽状に深く裂け、互い違いに生える(互生)。
葉の裏面には白い綿毛がたくさん生える。
開花時期は6~7月である。
茎先に花径10~15センチくらいある淡い紫色の大きな花(頭花)をつける。
総包片は肉厚で棘がほとんどない。
花の後にできる実はそう果(熟しても裂開せず、種子は1つで全体が種子のように見えるもの)である。
花全体を茹でて食用とし、葉はハーブティーとして利用される。
属名の Cynara はギリシャ語の「cyno(犬)」からきている。花の周りの棘が犬の歯に似ていることから名づけられた。
種小名の scolymus は「棘の」という意味である。
写真は7月につくば植物園で撮った。
学名:Cynara scolymus
★大きさに度肝抜かれて立ち尽くす
まるで怪物朝鮮薊

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