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団扇銭草(ウチワゼニクサ)はセリ科チドメグサ属(ヒドロコティレ属)の多年草である。
ヒドロコティレ属は世界に100種くらいが分布する。
分類体系によっては(APGIII)ウコギ科とされる。
日本にも血止め草(チドメグサ)などが分布するので、属名の和名をチドメグサ属という。
本種の原産地は北アメリカの南部で、湿地や河川などに生える。
現在では南アメリカ、アフリカ、オーストラリアなどで野生化している。
日本でも1960年ころに熱帯魚とともに観賞用として輸入されたものが逸出し野生化している。
和名の由来は、銭形で団扇のように長い柄がある葉の形からきている。
別名を盾葉血止め草(タテバチドメグサ)という。
草丈は5センチから20センチくらいである。
茎は地面を這って広がる。
葉は直径10ミリから50ミリくらいの円形で、互い違いに生える(互生)。
葉には長い柄があり、葉の縁には低いぎざぎざ(鋸歯)がある。
開花時期は6月から10月くらいである。
葉の脇から花茎を出し、白い小さな花を輪生させる。
花弁は5枚である。
雄しべは5本、雌しべは1本である。
花の後にできる実は扁平な分果(複数の子房からできた果実)である。
属名の Hydrocotyle はギリシャ語の「hydro(水)+cotyle(コップ)」からきている。この属の1種の葉の形と水辺に生えることから名づけられた。
種小名の verticillata は「輪生の」という意味である。
変種名の triradiata は「3つの放射状の」という意味である。
写真は8月に名古屋市の東山植物園で撮った。
学名:Hydrocotyle verticillata var. triradiata
★満開の姿もいつか見てみたい
小さいながら自信たっぷり

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