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牛蒡(ゴボウ)はキク科ゴボウ属の越年草である。
原産地は北部ヨーロッパ、シベリア、中国東北部などである。
日本へは古い時代に中国から薬用として渡来した。
平安時代の文献には既にその名が登場する。
根を野菜として食用にするのは日本と台湾、朝鮮半島だけだそうである。
北海道などでは野生化している。
春に種子を蒔いて、翌年の夏に花が咲く。
草丈は40~150センチくらいである。
品種によって異なるという。
葉は根際から生え、長い柄のある心臓形である。
葉の裏には柔らかい綿毛が密生している。
根は真っ直ぐに伸びるが、長さは品種により異なる。
開花時期は7~8月である。
花茎の先に薊(アザミ)に似た紫色の花(頭花)をつける。
花径は4センチくらいあり、筒状花で構成される。
花の後にできる実はそう果(熟しても裂開せず、種子は1つで全体が種子のように見えるもの)である。
野菜としての牛蒡(ゴボウ)は1年中出回っているが、旬は晩秋から冬だそうである。
2年以上の株を干したものを生薬の牛蒡根(ごぼうこん)といい、食欲増進、発汗利尿などの薬効がある。
種子を干したものを生薬の悪実(あくじつ)といい、抗菌、血糖降下、血管拡張などの薬効がある。
属名の Arctium はギリシャ語の「arktos(熊)」からきている。
種小名の lappa はごぼうのラテン名である。
写真は8月に北海道の積丹町で撮った。
学名:Arctium lappa
★葉を見るも花を見るのも初めての
牛蒡をじっと眺め続けて

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