×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
黄蜀葵(トロロアオイ)はアオイ科オクラ属の一年草である。
原産地は中国である。
日本へは古い時代に渡来し、栽培された。
根をすりつぶした粘液が、手漉和紙の糊として利用されてきた。
草丈は100~200センチくらいになる。
全体に粗い毛で覆われている。
葉は互い違いに生え(互生)、大きくて5つから9つに手のひら状に深く裂ける。
開花時期は9~10月である。
大形の花穂を立て、黄色くて中心が暗い紫色をした5弁花を開く。
花は一日花で、夕方の早い時間に閉じる。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
根を生薬で黄蜀葵根(おうしょっきこん)といい、鎮咳薬などに用いられる。
また、食品添加物としても使用される。
花おくら(ハナオクラ)の別名がある。
俳句の季語は夏である。
属名の Abelmoschus はアラビア語の「麝香(abul)+父(mosk)」からきている。
種小名の manihot はトロロアオイのブラジル名である。
写真は9月に京都府立植物園で撮った。
学名:Abelmoschus manihot
★大胆に咲いて散り行く花姿
黄蜀葵は何を思いて

にほんブログ村
花図鑑
植物図鑑

PR
この記事へのコメント
この記事へのトラックバック
トラックバックURL:
カウンター
カレンダー
03 | 2025/04 | 05 |
S | M | T | W | T | F | S |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | ||
6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 |
13 | 14 | 15 | 16 | 17 | 18 | 19 |
20 | 21 | 22 | 23 | 24 | 25 | 26 |
27 | 28 | 29 | 30 |
楽天
カテゴリー
最新記事
(11/06)
(11/01)
(06/28)
(06/07)
(01/30)
(01/27)
(10/19)
(10/18)
(10/17)
(10/15)
最新トラックバック
ブログ内検索
アーカイブ
最古記事
(09/01)
(09/02)
(09/03)
(09/04)
(09/05)
(09/06)
(09/07)
(09/08)
(09/09)
(09/10)