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植物図鑑ブログ

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クリステンソニア・ベトナミカはラン科クリステンソニア属の多年草である。
1属1種である。
ベトナムが原産地の着生種である。
草丈は30センチくらいである。
葉は線形である。
開花時期は6~9月くらいである。
花茎を伸ばして総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、花径3センチくらいの淡い緑色の花を3~5輪くらいつける。
唇弁の先が白い。
属名の Christensonia はアメリカ人であるランの分類学者「クリステンソン(Eric Christenson)さん」の名からきている。
種小名の vietnamica は「ベトナムの」という意味である。
写真は9月に富山県中央植物園で撮った。
学名:Christensonia vietnamica


★ベトナムはまだまだ知られぬ花がある
 何と言っても一属一種
☆見てごらん指差す先に白い花
 一種一属初めて出会い



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がが芋(ガガイモ)はガガイモ科ガガイモ属の蔓性多年草である。
北海道から九州にかけて分布し、山野や道端などに生える。
海外では、朝鮮半島や中国にも分布する。
ガガイモ属は東アジアとシベリアに数種があり、日本にはがが芋(ガガイモ)1種だけがある。
和名の由来にはいろいろな説があるが、はっきりしていない。
草丈は2メートルくらいになる。
蔓性で他の草に絡みついて伸びるが、あまり高くは登らない。
茎を切ると白い乳液が出る。
葉は長い心形で、向かい合って生える(対生)。
葉の先は尖り、裏面は白緑色を帯びる。
開花時期は8~9月である。
葉のわきから長い柄を出し、淡い紫色をした小さな花を総状につける。
花冠は5つに裂け、裂片の先はそり返る。
内側に長くて白い毛を密生する。
真ん中に雌しべが突き出し、雄しべはその根元に集まる。
花の後にできる実は長さ10センチくらいの袋果(熟すと果皮が自然に裂けて種子を放出する)である。
実を乾燥させたものを生薬で羅摩子(らまし)といい、 滋養強壮などの薬効がある。
属名の Metaplexis はギリシャ語の「meta(共に)+pleco(編む)」からきている。
種小名の japonica は「日本の」という意味である。
写真は9月に東京都薬用植物園で撮った。
学名:Metaplexis japonica


★しがみつき咲かせる花は星形で
 だけど目立たず色はくすんで




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アマルクリヌム・ハワルディーはヒガンバナ科アマルクリヌム属の多年草である。
アマルクリヌム属というのは、本アマリリス(ホンアマリリス:Amaryllis belladonna)とクリヌム・ムーレイ(インドハマユウ:Crinum moorei)との属間交雑種(人為交雑)につけられた名である。
1920年代にアメリカで作出された。
草丈は60~100センチくらいである。
根際から生える葉は剣形である。
開花時期は8~10月くらいである。
茎先に散形花序(枝先に1個つずつ花がつく)を出し、白ないし淡い紅紫色の花を10数輪つける。
花径は10センチくらいあり、甘い香りがする。
花被片は6枚である。
属名の Amarcrinum は属名の「Amaryllis(ホンアマリリス属)+Crinum(ハマオモト属)」からきている。
種小名の howardii はアメリカ人の育成家「ハワード(F. Howard)さんの」という意味である。
写真は6月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園で撮った。
ドロシーハンニバル(Dorothy Hannibal)という園芸品種である。
学名:x Amarcrinum howardii


★このような人の営みあったかと
 驚くばかりアマルクリヌム




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大沢鳥兜(オオサワトリカブト)はキンポウゲ科トリカブト属の多年草である。
富士山の固有種である。
「大沢くずれ」と呼ばれる「お中道」の崩壊地に因んで名づけられた。
お中道では登山道沿いの林の縁などに普通に生える。
環境省のレッドリスト(2007)では、「ごく近い将来における絶滅の危険性が極めて高い種」である絶滅危惧IA類(CR)に登録されている。
分類上は、本州の中部地方の太平洋側に生える細葉鳥兜(ホソバトリカブト)の変種とされている。
また、日本海側に生える谷地鳥兜(ヤチトリカブト)とも近縁である。
草丈は10~60センチくらいである。
葉は3つに深く裂け、側の裂片はさらに2つに裂けるので、5つに裂けているように見える。
茎は上部でよく枝分かれをし、茎には開出毛が生える。
開出毛というのは、ほぼ垂直に立っている毛のことである。
葉の裏面の葉脈上や花の柄にも開出毛が生える。
葉の表面の葉脈上には細かな毛が生える。
開花時期は8~9月である。
茎の上部の葉の脇に柄のある花をつける。
青紫色をした花弁のように見えるのは萼片である。
萼片は5枚あり、上に1枚が帽子のように被さり、残る4枚は左右対称につく。
花弁は萼片の内側に2枚あるが、蜜腺化している。
花の後にできる実は袋果(熟すと果皮が自然に裂けて種子を放出する)である。
「鳥兜」の名の由来は、上に被さる萼片を烏帽子(えぼし)に見立てたものである。
全草にアルカイドを含み猛毒である。
属名の Aconitum はギリシャ語の「akon(投げやり)」からきている。
種小名の senanense は「信州の」という意味である。
変種名の isidzukae は博物学者「石塚末吉さんの」という意味である。
写真は9月につくば植物園で撮った。
学名:Aconitum senanense var. isidzukae(=Aconitum isidzukae)


★富士に咲く花にありせば背は低く
 されどその色御山に似合い




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山紫蘇(ヤマジソ)はシソ科イヌコウジュ属の一年草である。
北海道から九州にかけて分布し、山地や丘陵地などの日当たりの良い草地に生える。
海外では、朝鮮半島にも分布している。
環境省のレッドリスト(2007)では、「現時点では絶滅危険度は小さいが、生息条件の変化によっては『絶滅危惧』に移行する可能性のある種」である準絶滅危惧(NT)に登録されている。
草丈は10~30センチくらいである。
茎の断面は四角形である。
全体に紫色を帯び、毛が多い。
葉は長い楕円形で、向かい合って生える(対生)。
葉の縁にはぎざぎざ(鋸歯)がある。
開花時期は8~10月である。
茎先に短い穂状の総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、淡い紅色をした長さ3~5ミリくらいの小さな唇形をした花をつける。
雄しべは4本あり、2本が長い。
花の後にできる実は分果(複数の子房からできた果実)で、4つのブロックからなる。
全体に臭気がある。
属名の Mosla はこの属の植物の1種のインド名からきている。
種小名の japonica は「日本の」という意味である。
写真は9月に東京都薬用植物園で撮った。
学名:Mosla japonica


★紫の茎がとってもチャーミング
 小さな花を咲かす山紫蘇




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