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植物図鑑ブログ

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沖縄雀瓜(オキナワスズメウリ)はウリ科オキナワスズメウリ属の蔓性一年草である。
吐加羅列島から沖縄にかけて分布し、林の縁で木に絡みつく。
海外では、台湾、中国、マレーシア、インド、オーストラリアなどに分布する。
葉は心形で、長さと幅はともに10センチくらいである。
手のひら状に5つから7つに裂ける。
裂片は卵形ないし卵状披針形で、先は鋭く尖り、縁には細かいぎざぎざ(鋸歯)がある。
開花時期は6~9月である。
自生地では周年開花をする。
花は葉の脇につき、雌雄同株である。
花径は1センチくらいで、色は淡い黄緑色である。
実は球形の液果(水分を多く含み中に種が1つある)で、径は2センチくらいである。
赤や緑、茶色に白い縦縞模様が入る。
若芽は食用にする。
根や果実は有毒である。
属名の Diplocyclos はギリシャ語の「diploos(二重の)+cyclos(輪)」からきている。果実の模様から名づけられた。
種小名の palmatus は「手のひら状の」という意味である。
写真は9月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園で撮った。
花の写真は7月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園で撮った。
学名:Diplocyclos palmatus


★三色のベースの色にストライブ
 お洒落な模様とても似合って






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プセウデランテムム・アラツムはキツネノマゴ科ルリハナガサモドキ属(プセウデランテムム属)の多年草である。
属名の読み方は「プセウデランセムム」や「プセウデランセマム」とするものもある。
原産地はメキシコ、中央アメリカである。
英名はチョコレートプラント(chocolate plant)という。
草丈は25~45センチくらいである。
葉は円心形で、向かい合って生える(対生)。
葉の色は茶色っぽく、中央脈に沿って銀色の斑が入る。
開花時期は6~10月くらいである。
茎先に総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、紅紫色の花をつける。
花径は3~4センチである。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Pseuderanthemum はギリシャ語の「pseudo(偽)+Eranthemum(ルリハナガサ属)」からきている。ルリハナガサ属に似たという意味合いである。
種小名の alatum は「翼のある」という意味である。
写真は9月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園で撮った。
学名:Pseuderanthemum alatum


★日本語の名前が早く欲しいよと
 思ってるかなアラツムの花




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浜沢鵯(ハマサワヒヨドリ)はキク科ヒヨドリバナ属の多年草である。
関東南部(千葉県、神奈川県)と伊豆諸島に分布し、海岸近くの岩場や草原に生える。
沢鵯(サワヒヨドリ)は湿地などに咲くが、その海岸型の変種である。
環境省のレッドリスト(2007)では、新たに「絶滅の危険が増大している種」である絶滅危惧II類(VU)に登録された。
茎は太くて下部は地面を這う。
草丈は20センチくらいである。
茎の上部は斜上し、節間が短い。
葉は披針形で、向かい合って生える(対生)。
葉は厚く、全体に毛が生える。
開花時期は8~10月である。
茎先に散房花序(柄のある花がたくさんつき、下部の花ほど柄が長いので花序の上部がほぼ平らになる)を出し、白または淡い赤紫色の頭花をたくさんつける。
1つ1つの頭花には5つの筒状花がついている。
花の後にできる実はそう果(熟しても裂開せず、種子は1つで全体が種子のように見えるもの)である。
属名の Eupatorium は小アジアのポントス王「Eupator」の名からきている。この属のある植物を薬用にしたことから名づけられた。
種小名の lindleyanum はイギリスの植物学者「リンドレー(J. Lindley)さんの」という意味である。
変種名の yasushii は植物分類学者の津山尚さんによって名づけられ人名由来と思われるがはっきりしない。
写真は8月につくば植物園で撮った。
学名:Eupatorium lindleyanum var. yasushii


★逞しく岩場に生きる鵯は
 茎は太いが花美しく




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麝香草(ジャコウソウ)はシソ科ジャコウソウ属の多年草である。
日本固有種である。
北海道から九州にかけて分布し、山地の谷間や斜面に生える。
和名の由来は、茎や葉が麝香(ジャゴウ)のようなよい香りがするところからきている。
草丈は60~100センチくらいである。
葉は楕円形で、向かい合って生える(対生)。
葉の先は鋭く尖り、縁には粗いぎざぎざ(鋸歯)がある。
開花時期は8~9月である。
葉の脇から出た短い柄の先に1~3輪の唇形の花をつける。
花冠は長さ35~40ミリくらいの筒状である。
上唇より下唇が長い。
下唇は先が3つに裂け、真ん中の裂片が大きい。
花の色は白っぽいものから濃い紅紫色まで変化が多い。
花の後にできる実は分果(複数の子房からできた果実)で、4つのブロックからなる。
属名の Chelonopsis はギリシャ語の「chelone(亀)+opsis(似た)」からきている。花冠の形が亀の首に似ているということで名づけられた。
種小名の moschata は「麝香の香りのする」という意味である。
写真は7月に箱根湿生花園で撮った。
学名:Chelonopsis moschata


★秋の野に麝香草の花香る
 澄んだ空には雲の流れて




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独活(ウド)はウコギ科タラノキ属の多年草である。
北方領土を含む北海道から九州にかけて分布し、平地や山地の林の縁や草地などに生える。
また、野菜として栽培される。
海外では、朝鮮半島、中国東北部、サハリンなどにも分布する。
和名の由来は、「埋(ウズ)」から転じたもので、土の中の芽を食べることからきている。
草丈は1~2メートルである。
茎は中空で折れやすい。
「独活の大木」という慣用句もあるが、木本ではなく草本である。
葉は大形の2回奇数羽状複葉で、互い違いに生える(互生)。
奇数羽状複葉は、鳥の羽のように左右に小葉がいくつか並び、先に1つの小葉がついて1枚の葉が構成されるもののことを言う。
これをもう1回繰り返して1枚の葉となる。
小葉の形は卵形で、縁にはぎざぎざ(鋸歯)がある。
開花時期は8~9月である。
茎先に球形の散形花序(たくさん枝が出て、先に1個つずつ花がつく)を出し、淡い緑白色をした小さな花をたくさんつける。
両性花からなる花序と雄花序とがある。
花径は3ミリくらいと小さく、花冠は5つに裂ける。
雄しべと雌しべは5本ずつある。
花の後にできる実は球形の液果(果皮が肉質で液汁が多い実)で黒く熟する。
若い茎には独特の香りと苦みがあり、食用にする。
俳句では「独活」が春の季語、「独活の花」が夏の季語である。
属名の Aralia は最初の標本についていたケベック州の現地語「aralie」からきている。
種小名の cordata は「心臓形の」という意味である。
写真は8月に八幡平市で撮った。
学名:Aralia cordata


★夏花火弾けるように独活の花
 咲けど見る者なきを嘆きて





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