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植物図鑑ブログ

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陸鹿尾菜(オカヒジキ)はアカザ科オカヒジキ属の一年草である。
北方領土を含む北海道から沖縄にかけて分布し、海岸の砂浜などに生える。
海外では、朝鮮半島や中国、サハリン、ウスリー地方などにも分布する。
草丈は20~30センチくらいである。
茎は地を這って広がり、立ち上がる。
葉は線状の円柱形で、互い違いに生える(互生)。
葉は多肉質で、先は棘状となる。
開花時期は7~10月である。
葉の脇に淡い緑色の花を1つずつつける。
花被片は5枚である。
若葉は食用になる。
和名の由来は、葉が海藻のヒジキに似ており、陸(おか)に生えることからきている。
属名の Salsola はラテン語の「salsus(塩辛い)」からきている。海岸近くに生えることから名づけられた。
種小名の komarovii はロシアの植物学者で極東の植物を研究した「コマロフ(V. L. Komarov)さんの」という意味である。
写真は8月につくば植物園で撮った。
学名:Salsola komarovii


★海辺には海辺の似合う草ありと
 頷きながら葉っぱに触れて




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尨毛野牡丹(ムクゲノボタン)はノボタン科ノボタン属の常緑低木である。
原産地はマレー半島、ジャワ島である。
樹高は1~2メートルくらいである。
枝には長い粗毛が密生している。
葉は細長い卵形で、向かい合って生える(対生)。
葉にははっきりとした縦脈がある。
開花時期は7~10月である。
枝先に花径5センチくらいの5弁花をつける。
野牡丹(ノボタン)に比べて花の色は淡く、桃紫色である。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Melastoma はギリシャ語の「melas(黒い)+ stoma(口)」からきている。果実を食べると口が黒く染まることから名づけられた。
種小名の sanguineum は「血のように赤い」という意味である。
写真は11月に新宿御苑で撮った。
学名:Melastoma sanguineum


★長い毛を枝いっぱいに生やしてる
 尨毛野牡丹花は柔和で




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夏咲き蘇芯花(ナツザキソシンカ)はマメ科ハカマカズラ属(バウヒニア属)の常緑小高木である。
ハカマカズラ属は熱帯を中心に世界に250種ほどあり、日本には浜蔓(ハマカズラ)1種が自生する。
本種の原産地は熱帯アメリカである。
英名はピンクオーキッドツリー(pink orchid tree)である。
蘭を思わせる花の姿からきた名である。
日本では沖縄などで植栽されている。
樹高は6メートルから9メートルくらいである。
葉は先で2つに裂け、夜間は裂片が合わさって葉を閉じる。
開花時期は4月から9月である。
花径10センチくらいの桃色の花をつける。
桃色の花びら5枚のうち、上の1枚だけに赤い斑点が入る。
花の後には大きな豆果(莢の中に種子が入るもの)をつける。
属名の Bauhinia はスイスの植物学者「ボーアン兄弟(J. & C. Bauhin)」にちなむ。葉の先が二つに割れているのを兄弟に見立てたものである。
種小名の monandra は「ひとりぼっちの男の」という意味である。
写真は11月に沖縄県本部町の熱帯・亜熱帯都市緑化植物園で撮った。
学名:Bauhinia monandra


★蘭の花思わすように艶やかに
 青空染める夏咲き蘇芯花




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大雛の臼壺(オオヒナノウスツボ)はゴマノハグサ科ゴマノハグサ属の多年草である。
北海道から九州にかけて分布し、山地の林の中などに生える。
海外では、朝鮮半島、台湾、中国にも分布する。
草丈は1メートルくらいである。
茎の断面は四角形で直立し、毛が生えている。
葉は細長い卵形で、向かい合って生える(対生)。
葉の質はやや硬くて厚く、縁には細かいぎざぎざ(鋸歯)がある。
開花時期は8~9月くらいである。
茎の上部に円錐花序(下のほうになるほど枝分かれする回数が多く、全体をみると円錐形になる)を出し、暗い赤褐色をした小さな花をたくさんつける。
花冠は壷形で、先は上下2唇に裂ける。
下の唇の真ん中の裂片は反り返る。
萼は鐘形で、5つに裂ける。
雄しべは4本で、そのうちの2本が長い。
雌しべは1本で、花柱が突き出る。
壺形の花冠から「臼壺」の名がついた。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
種小名の Scrophularia はラテン語の「scrophula(頸部リンパ節結核)」からきている。この属の1種の塊根がこの病気に効くことから名づけられた。
種小名の kakudensis は北アメリカの植物分類学者「(新潟県の)角田山の」という意味である。
写真は9月に北大植物園で撮った。
学名:Scrophularia kakudensis


★目立たずに見落としそうな草だけど
 しっかり見れば花美しく




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唐花草(カラハナソウ)はクワ科カラハナソウ属の蔓性多年草である。
分類体系によってはアサ科とされる。
北海道から本州の中部地方にかけて分布し、藪の茂みなどに絡みつく
海外では、中国の北部にも分布する。
草丈は2~5メートルくらいになる。
蔓性で他の植物などに絡まって伸びる。
茎には小さな棘が密生している。
葉は桑(クワ)に似た卵状円心形で、向かい合って生える(対生)。
葉はざらつき、縁にはぎざぎざ(鋸歯)がある。
葉は手のひら状に裂けるものもある。
開花時期は8~10月である。
雌雄異株である。
雄花は疎らな総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)である。
雌花は松かさのように苞が重なったまり状につく。
花の色は淡い黄色である。
写真は雌花である。
花の後にできる実は集合果である。
果穂は卵円形で、短い柄をもって垂れ下がる。
和名の由来は花穂を唐花模様に見立てたものである。
ビールに使うホップの和名は西洋唐花草(セイヨウカラハナソウ)である。
分類上で見ると、唐花草(カラハナソウ)はその変種とされる。
属名の Humulus はラテン語の「humus(土)」からきている。
種小名の lupulus は狼の縮小形で「小さな狼」という意味である。
変種名の cordifolius は「心臓形をした葉の」という意味である。
写真は10月に神戸市の六甲高山植物園で撮った。
学名:Humulus lupulus var. cordifolius


★松かさを思わすような花姿
 唐花草は不思議に満ちて




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