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植物図鑑ブログ

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飴玉の木(アメダマノキ)

飴玉の木(アメダマノキ)はトウダイグサ科コミカンソウ属の常緑高木である。
原産地はインドの東部やマレー半島である。
熱帯果樹として栽培されている。
樹高は5~12メートルである。
葉は羽状複葉(鳥の羽のように左右に小葉がいくつか並んで1枚の葉が構成される)で、互い違いに生える(互生)。
小葉の形は楕円形である。
雌雄同株である。
開花時期は2~5月である。
幹生花で、幹に直接花がつく。
雄花の萼は紅色で葯(雄しべの花粉を入れる袋)は黄色く、雌花の萼は桃色である。
結実時期は6~12月である。
実は淡い黄緑色をした扁平な六角形の液果(果皮が肉質で液汁が多い実)で、房状につく。
実は硬くて酸味が強いので生食はされず、砂糖漬けやピクルスに加工される。
属名の Phyllanthus はギリシャ語の「phullon(葉)+ anthos(花)」からきている。葉状に広がった枝に花がつくことから名づけられた。
種小名の acidus には「酸っぱい」という意味がある。
写真は4月に大阪市の咲くやこの花館で撮った。
学名:Phyllanthus acidus


★面白い名前をつけてもらったね
 どんな味かな飴玉の木は


飴玉の木(アメダマノキ)

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アボカド

アボカド(avocado)はクスノキ科ワニナシ属(ペルセア属)の常緑高木である。
果実名を「アボカド」とするよりも「アボガド」と誤用する人のほうが多いという。
英名はアリゲーターペア(alligator pear)である。
英名の由来は、鰐のいる場所に生えるということからきている。
植物名としての和名は鰐梨(ワニナシ)である。
英名を直訳したものである。
原産地は中央アメリカである。
アステカ人によって13世紀には栽培が行われていた。
樹高は5~20メートルくらいである。
葉は卵形で、互い違いに生える(互生)。
開花時期は5月である。
枝先に円錐花序(枝分かれして全体が円錐状に見える)を出し、淡い黄緑色の小さな花をたくさんつける。
花被片は6枚である。
結実期は11~12月である。
実は卵形ないし西洋ナシ形の液果(果皮が肉質で液汁が多い実)である。
栽培品種が多彩にあり、実の熟した色も黒紫色や緑色などがある。
日本に輸入されているのはハス種といい、卵形で黒紫色に熟する。
実は生食をするほか料理に使われ、お菓子の原料にもなる。
種子は有毒である。
属名の Persea はギリシャ名の「persea(ギリシャ産の樹木の名)」からきている。
種小名の americana は「アメリカの」という意味である。
写真は1月に新宿御苑で撮った。
下の写真は4月に大阪市の咲くやこの花館で撮った。
学名:Persea americana


★ぶら下がるアボカドの実は珍しく
 上を見上げて口を開いて


アボカド

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リスボンレモン

リスボンレモンはミカン科ミカン属の常緑低木である。
原産地はポルトガルである。
江戸時代の後期にオーストラリアへ、明治時代の初期にカリフォルニアへ輸入されて栽培されるようになった。
カリフォルニアでは、イタリア原産のユーレカ種(Eureka)とともに主力の栽培品種となっている。
ユーレカ種が沿岸部に多いのに対し、耐寒性が強いリスボン種は内陸部で栽培されている。
日本へは明治時代の後期に渡来し、瀬戸内海地方を中心に生産されている。
樹高は3~4メートルである。
枝には棘がある。
葉は楕円形で、互い違いに生える(互生)。
開花時期は5~6月である。
花は葉の脇につき、白い5弁花で淡い紅紫色を帯びる。
収穫期は11~12月である。
実の形は長球形から卵形で、頂部には乳頭状の突起がある。
果肉は緑を帯びた淡い黄色で、酸味が強い。
属名の Citrus はレモンに対する古い呼び名である。
種小名の limon はイタリア名で「limosus(湿地帯に生える)」からきている。
写真は3月に東京都薬用植物園で撮った。
学名:Citrus limon 'Lisbon'


★また一つ名前を知ったリスボン種
 この木の花もいつか見たいと


リスボンレモン

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ソーセージの木(ソーセージノキ)

ソーセージの木はノウゼンカズラ科ソーセージノキ属の落葉高木である。
原産地は西アフリカである。
英名をソーセージツリー(sausage tree)といい、和名はその直訳である。
樹高は10~15メートルくらいである。
葉は奇数羽状複葉で、長さは30センチくらいある。
鳥の羽のように左右に小葉が何対か並び、先に1つの小葉がついて1枚の葉が構成される。
花は筒形で、外側が緑を帯びた白、内側は濃い紅色である。
夜咲いて朝には落下するので、なかなか見られないという。
花には悪臭がある。
夜咲くのは、蝙蝠(コウモリ)や蛾(ガ)に花粉を運んでもらうためである。
花の後にできる実がソーセージを思わせる。
実は長さが30~60センチくらいある。
中には種子が詰まっていて、数か月ぶら下がっている。
毒性があるために食用にはならない。
梅毒やリウマチの治療薬になるなど、薬用として利用されている。
属名の Kigelia はモザンビークの現地語からきている。
種小名の pinnata は「羽状の」という意味である。
写真は11月に沖縄県本部町の熱帯ドリームセンターで撮った。
学名:Kigelia pinnata


★熱帯が育む樹にはミラクルが
 秘められているソーセージの木


ソーセージの木(ソーセージノキ)

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アルディシア・スクアムロサ

アルディシア・スクアムロサはヤブコウジ科ヤブコウジ属の常緑低木ないし高木である。
原産地は台湾、フィリピンである。
国際自然保護連合(IUCN)のレッドリストでは絶滅危惧Ⅱ類(VU)に指定されている。
樹高は2~10メートルである。
葉は披針形(笹の葉のような形)で、互い違いに生える(互生)。
開花時期、結実時期は周年である。
葉の脇から散形花序(枝先に1個つずつ花がつく)を出し、小さな白ないし桃色の花をいくつか下向きにつける。
花冠は5つに裂ける。
花の後にできる実は液果(果皮が肉質で液汁が多い実)で濃い紺色に熟する。
自生地では魚の香りづけに利用される。
観葉植物ともされる。
属名の Ardisia はギリシャ語の「ardis(鎗先)」からきている。雄しべ葯の形が似ていることから名づけられた。
種小名の squamulosa は「小鱗片の多い」という意味である。
写真は1月につくば植物園で撮った。
学名:Ardisia squamulosa


★めぐり合うことも叶わぬはずの樹を
 ここで目にする不思議感じつ


アルディシア・スクアムロサ

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