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植物図鑑ブログ

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サポジラ

サポジラ(sapodilla)はアカテツ科サポジラ属の常緑高木である。
原産地は熱帯アメリカである。
現在では熱帯地域で広く栽培される果樹である。
樹高は10~20メートルくらいである。
葉は楕円形で、枝先に密生する。
葉の縁にぎざぎざ(鋸歯)はない。
樹液を加熱したものはチクルといい、チューインガムの原料となる。
そのためチューインガムの木(チューインガムノキ)の別名がある。
花はクリーム色をした筒状である。
実は卵形ないし球形で、褐色に熟する。
実は生食されたり、シャーベットや料理の原料とされる。
結実時期は周年である。
属名の Manilkara は同属のある植物のマレー半島での現地名からきている。
種小名の zapota はメキシコでの現地名からきている。
写真は12月に沖縄県本部町の熱帯ドリームセンターで撮った。
花の写真は4月に大阪市の咲くやこの花館で撮った。
学名:Manilkara zapota


★食べたいと思いはせぬがしげしげと
 実を観察すどんな味かと


サポジラ

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キャニモモ

キャニモモはオトギリソウ科フクギ属(ガルキニア属)の常緑高木である。
原産地は南インド、マレー半島である。
果物の女王と呼ばれるマンゴスチン(mangosteen)の近縁種である。
和名は卵の木(タマゴノキ)という。
樹高は5~10メートルくらいである。
葉は長い楕円形で、向かい合って生える(対生)。
葉の表面には艶があり、先は垂れる。
散形花序(枝先に1個つずつ花がつく)を出し、白い花をいくつかつける。
結実期は12~1月である。
実は球形で先が尖り、熟すと黄色くなる。
実には強い酸味があり、ヤニ物質を含む。
生食にもするが、ジャムやシャーベットなどに加工される。
属名の Garcinia は18世紀にインドで活動したスイス人の植物学者「ガルサン(L. Garcin)さん」の名からきている。
種小名の xanthochymus は「黄色い果汁の」という意味である。
写真は11月に沖縄県本部町の熱帯ドリームセンターで撮った。
学名:Garcinia xanthochymus


★見るからに酸っぱそうなキャニモモも
 シャーベットなら食べてみようか


キャニモモ

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長葉の五斂子(ナガバノゴレンシ)

長葉の五斂子(ナガバノゴレンシ)はカタバミ科ゴレンシ属の常緑高木である。
スターフルーツの名で知られる五斂子(ゴレンシ)と同じ仲間である。
別名をビリンビ(bilimbi)という。
原産地はインドネシア、マレーシアである。
現在では熱帯アジアの各地で栽培されている。
樹高は5~10メートルくらいである。
葉は奇数羽状複葉(鳥の羽のように左右に小葉がいくつか並び、先に1つの小葉がついて1枚の葉が構成される)で、互い違いに生える(互生)。
小葉の形は長い楕円形である。
開花時期は4~8月である。
幹や枝から円錐花序(下のほうになるほど枝分かれする回数が多く、全体をみると円錐形になる)を出し、暗い紅紫色のオキザリスに似た花をつける。
幹から直接生える幹生花である。
実は楕円形ないし卵形で緑色をしており、わずかに5稜がある。
酸味が強いので生食には向かない。
カレーやピクルスの材料となるなど調理食材として利用される。
属名の Averrhoa はアラビアの哲学者「アベロエス(Averroes)さん」の名からきている。
種小名の bilimbi はマレー半島での現地語からきている。
実の写真は8月につくば植物園で撮った。
花の写真は7月につくば植物園で撮った。
学名:Averrhoa bilimbi


★ピクルスが美味いそうだよビリンビは
 酸っぱいらしい食べてみたいな


長葉の五斂子(ナガバノゴレンシ)

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カカオ

カカオ(cacao)はアオギリ科カカオ属の常緑高木である。
カカオはスペイン語で、アステカ族やマヤ族が用いた呼称に由来する。
原産地は熱帯アメリカで、標高300メートルくらいの湿潤な地に生える。
樹高は7~10メートルくらいである。
葉は楕円形で、長さが20~40センチと大きい。
開花時期は周年である。
花径15ミリくらいの白い小さな5弁花が幹から直接ぶら下がって咲く。
実は長さが15~30センチ、直径が10センチくらいあるウリ状果で、ラグビーボールのような形をしている。
果皮の色は白っぽい緑色から濃い黄色を経て赤紫色に熟する。
果肉はココアの原料となり、脂肪はチョコレートの原料となる。
カカオはマヤ文明の時代から栽培されていた。
これをヨーロッパに伝えたのはコロンブスである。
属名の Theobroma はギリシャ語の「theos(神)+broma(食べ物)」からきている。
種小名の cacao は「カカオ」のことである。
写真は12月に沖縄県本部町の熱帯ドリームセンターで撮った。
3枚目は10月につくば植物園で撮った。
学名:Theobroma cacao


★温室にぶらりぶらぶらカカオの実
 じっと見上げて首が疲れて


カカオ

カカオ

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蝋燭の木(ロウソクノキ)

蝋燭の木(ロウソクノキ)はノウゼンカズラ科ロウソクノキ属の常緑低木である。
原産地はパナマである。
国際自然保護連合(IUCN)のレッドリストでは絶滅危惧IB類(EN)に指定されている。
樹高は3~5メートルくらいである。
葉は3出複葉(1枚の葉が3つの小さな葉に分かれた形)で、向かい合って生える(対生)。
小葉の形は卵形である。
開花時期は10~1月である。
幹に直接花をつける幹生花である。
花冠は漏斗状で白ないし淡い紅紫色を帯び、先が5つに裂ける。
花は夜間に開く。
花の後にできる実は黄緑色の円柱状で、長さが30~120センチくらいある。
実の表面は蝋質である。
この実をロウソクに見立てたのが名の由来である。
英名はキャンドルツリー(candle tree)である。
原産地では主に家畜の飼料とされる。
属名の Parmentiera はフランス人の農学者「パルメンティエ(A. A. Parmentier)さん」の名からきている。
種小名の cereifera は「ワックスを持つ」という意味である。
写真は11月に沖縄市の東南植物楽園で撮った。
学名:Parmentiera cereifera


★キャンドルと言うより瓜のようだけど
 めずらしいよね蝋燭の木は


蝋燭の木(ロウソクノキ)

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