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- 2013.02.08 キシロビウム・ブラクテスケンス
- 2013.01.28 ナルキッスス・ジョンクイラ・ステラリス
- 2013.01.25 赤木(アカギ)
- 2013.01.24 コルムネア
- 2012.02.27 カメリア・ユーシエネンシス
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キシロビウム・ブラクテスケンスはラン科キシロビウム属の多年草である。
キシロビウム属はメキシコからブラジルにかけて30種くらい分布し、主として着生種である。
属名の読み方は「クシロビウム」や「キシロビューム」とするものもある。
本種の原産地はエクアドル、ペルーである。
標高1800~2900メートルの森に生える着生種である。
草丈は30~60センチくらいである。
葉は披針形(笹の葉のような形)で、縦の襞が入る。
開花時期は秋から冬である。
茎先に総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、花径4センチくらいの花を数輪つける。
花の色は黄緑色である。
属名の Xylobium はギリシャ語の「xylon(木材)+ bios(着生)」からきている。
種小名の bractescens は「苞葉のような」という意味である。
写真は1月に新宿御苑で撮った。
学名:Xylobium bractescens
★日本では馴染みの薄い花という
キシロビウムに初めて出合い

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ナルキッスス・ジョンクイラ・ステラリスはヒガンバナ科スイセン属の多年草である。
種小名の読み方は「ジョンキラ」や「ヨンクイラ」などとするものもある。
基本種は和名で黄水仙(キズイセン)という。
原産地は南ヨーロッパである。
草丈は30センチくらいである。
根際から生える葉は線形で、細くて丸い。
開花時期は冬から春である。
葉の間から出る花茎は中空で、先に数輪の黄色い花をつける。
花径は3センチくらいである。
花被片は6枚である。
花被片も副冠も黄色い。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Narcissus はギリシャ神話の青年の名からきている。泉に映った自分の姿に恋して死に、その後にこの花が咲き出した。
種小名の jonquilla は「イグサ属(Juncus)」の縮小形である。
変種名の stellaris は「星形の」という意味である。
写真は1月につくば植物園で撮った。
学名:Narcissus jonquilla var. stellaris
★謎多い花に出合ってしげしげと
眺めてみるが違いはどこに

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赤木(アカギ)はトウダイグサ科アカギ属の常緑高木である。
分類体系によってはコミカンソウ科とされる。
日本では沖縄に自生する。
海外では、中国、東南アジア、南アジア、ポリネシア、オーストラリアなどに分布する。
樹高は30~50メートルくらいである。
樹皮は赤褐色である。
葉は3出複葉(1枚の葉が3つの小さな葉に分かれた形)で、互い違いに生える(互生)。
葉にも小葉にも柄がある。
小葉は卵形で、先が尾状に尖る。
葉の質はやや分厚く、表面には艶がある。
開花時期は2~3月である。
雌雄異株である。
上部の葉の脇から円錐花序(下のほうになるほど枝分かれする回数が多く、全体をみると円錐形になる)を出し、黄緑色をした小さな花弁のない花をつける。
結実期は11~12月で、実は褐色に熟する。
材は白くて木目が美しく、家具材、建築材、器具材とされる。
樹皮は染料となる。
和名の由来は、樹皮が赤味を帯びることからきている。
属名の Bischofia はドイツ人の植物学者「ビショフ(G. W. Bischoff, 1797-1854)さん」の名からきている。
種小名の javanica は「ジャワ島の」という意味である。
写真は12月に沖縄県本部町の熱帯・亜熱帯都市緑化植物園で撮った。
3枚目は11月に那覇市の首里城公園で撮った。
学名:Bischofia javanica
★寄生する赤榕に幹を締められつ
命永らう赤木の姿

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コルムネアはイワタバコ科コルムネア属の蔓性常緑低木の総称である。
コルムネア属はメキシコからブラジルにかけて200種くらいある着生植物である。
原種だけでなく、交雑種も多い。
蔓性のものが多く、岩肌や樹上に根を張りつかせている。
葉は小さな楕円形で、向かい合って生える(対生)。
開花時期は種によって異なるが、冬から春に花を咲かせるものが多い。
花は筒状の唇形花で、花の色は赤やクリーム色などである。
園芸的には吊り鉢仕立てにされることが多い。
属名の Columnea はイタリアの植物学者「ファビオ・コロンナ(Fabio Colonna, 1567-1640)」の名からきている。
写真は1月に夢の島熱帯植物館で撮った。
学名:Columnea sp.
★日本ではそんなに見かけぬ花だけど
温室ならば咲くコルムネア

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カメリア・ユーシエネンシスはツバキ科ツバキ属の常緑低木である。
原産地は中国の湖南省である。
中国名は「攸県油茶」という。
攸県(ヨウシェン)は湖南省株洲市に位置する県名である。
椿油を採集するために栽培されている。
樹高は1~3メートルくらいである。
葉は楕円形で、互い違いに生える(互生)。
開花時期は2~3月である。
花は白い一重咲きで、よい香りがする。
花弁数は5~7枚くらいである。
花径は5~7センチくらいで、大輪である。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Camellia はイエズス会の宣教師「カメル(G. J. Kamell)さん」の名からきている。マニラに住み、東アジアの植物を採集した。
種小名の yuhsienensis は「(中国湖南省の)攸県(ヨウシェン)の」という意味である。
写真は2月に新宿御苑で撮った。
学名:Camellia yuhsienensis
★さっぱりと咲いた姿は自然体
開いた花は捩れるように

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