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植物図鑑ブログ

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アルポフィルム・スピカツムはラン科アルポフィルム属(ロウソクラン属)の常緑多年草である。
アルポフィルム属はメキシコや中央アメリカに5種くらいが分布する。
形態的に変異に富んでいるが、円筒状になるものもあることから蝋燭蘭(ロウソクラン)の名称を用いる人もいる。
本種の原産地はメキシコ、グアテマラ、コロンビア、ベネズエラ、ジャマイカなどである。
標高1000~2400メートルの森に生える地生種ないし着生種である。
草丈は20~40センチくらいである。
葉は披針形(笹の葉のような形)で垂れ下がる。
開花時期は春である。
茎先に円筒状の総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、花径15ミリくらいの紅紫色の花を密集してつける。
属名の Arpophyllum はギリシャ語の「arpe(鎌)+phyllon(葉)」からきている。葉が鎌形に曲がることから名づけられた。
種小名の spicatum は「穂状の」という意味である。
写真は4月に大阪市の咲くやこの花館で撮った。
学名:Arpophyllum spicatum

★花開く姿眩しく輝けば
 蝋燭蘭の名も頷けて



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ロードデンドロン・インペディツムはツツジ科ツツジ属の常緑小低木である。
ツツジ属は世界に1000種以上が分布し、また多くの園芸品種がある。
本種はシャクナゲの仲間で、原産地は中国である。
四川省や雲南省に分布し、高山の草地や林の中に生える。
中国名は「粉紫杜鵑」である。
英名はクラウドランド・ロードデンドロン(Cloudland Rhododendron)という。
クラウドランドはドリームランドと同じような意味で「夢の国」を意味する。
青系のシャクナゲの交配親としてよく使われる。
樹高は60~80センチくらいである。
葉は長い楕円形で、枝先に集まって互い違いに生える(互生)。
葉の質は分厚い革質である。
葉の表面は濃い緑色、裏面は灰白色を帯びる。
開花時期は4~5月である。
枝先に3~4輪の青紫色をした花をまとまってつける。
花冠は漏斗状で、先が5つに裂ける。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Rhododendron はギリシャ語の「rhodon(バラ)+dendron(樹木)」からきている。紅色の花をつける木という意味で名づけられた。
種小名の impeditum は「妨げる」という意味である。
写真は4月に大阪市の咲くやこの花館で撮った。
学名:Rhododendron impeditum

★雲海を青紫に染めて咲く
 夢見るような石楠花の花




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傘葉ルピナス(カサバルピナス)はマメ科ルピナス属の一年草である。
ルピナス属は南北アメリカ大陸を中心に200種以上が分布する。
属名の読み方はルピヌス属とするものもある。
また、属名の和名はハウチワマメ属という。
本種の原産地は南ヨーロッパ、北アフリカである。
草丈は60~90センチくらいである。
茎は太く、上部でやや枝分かれをする。
茎にも葉にも白い軟らかな毛が生えている。
葉は傘の葉のように開く手のひら状の複葉で、互い違いに生える(互生)。
小葉の形は倒卵形で、7~9枚くらいがつく。
この様子を「傘の葉」と見立てたのが名の由来である。
開花時期は4~5月である。
茎先に総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、青紫色をした蝶形の花をやや疎らにつける。
花の後にできる実は豆果(莢の中に種子が入るもの)である。
別名を毛葉団扇豆(ケハウチワマメ)という。
全草に軟らかい毛が生えることから名づけられた。
また、流通名を傘咲きルピナス(カサザキルピナス)という。
属名の Lupinus はラテン語の「lupus(オオカミ)」からきている。どんな土地にも育つ逞しさから名づけられたものである。
種小名の micranthus は「大きな花の」という意味である。
写真は4月に京都府立植物園で撮った。
学名:Lupinus micranthus(syn. Lupinus hirsutus)

★南欧の畑の縁に咲くという
 傘葉ルピナスブルーの冴えて




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アラビス・ブレファロフィラはアブラナ科ヤマハタザオ属(アラビス属)の多年草である。
アラビス属は世界に180種くらいが分布する。
属名の和名はハタザオ属とするものもある。
本種の原産地はアメリカのカリフォルニア州である。
海岸近くの岩礫地などに生える。
英名はコーストロッククレス(coast rock cress)である。
流通名は赤花ロッキー旗竿(アカバナロッキーハタザオ)という。
草丈は10センチから30センチくらいである。
根際から生える葉は倒卵形である。
葉の質は革質で、縁には毛が生える。
開花時期は3月から5月である。
茎先に紅紫色や桃色の4弁花をつける。
花の後にできる実は長角果(アブラナなどの果実で細長いもの)である。
属名の Arabis は国名の「Arabia(アラビア)」からきている。
種小名の blepharophylla は「縁毛のある葉の」という意味である。
写真は3月に大阪市の咲くやこの花館で撮った。
学名:Arabis blepharophylla

★旗竿にピンクの花もあるんだね
 岩場に生える背の低い花




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マテ茶(マテチャ)はモチノキ科モチノキ属の常緑小高木である。
ブラジル、パラグアイ、ウルグアイ、アルゼンチン、ボリビア、チリなどに分布する。
国際自然保護連合(IUCN)のレッドリスト(Ver. 2.3, 1994)では準絶滅危惧(NT)に指定されている。
葉はマテ茶の原材料として知られる。
樹高は4~7メートルくらいである。
葉は楕円形で、向かい合って生える(対生)。
葉の縁には上部の3分の2くらいに粗いぎざぎざ(鋸歯)がある。
開花時期は4月である。
枝先に集散花序(最初の花が枝先につき、その下に次々と側枝を出して花がつく)を出し、白い小さな花をたくさんつける。
花弁4枚、萼片4枚、雄しべ4本である。
花の後にできる実は核果(水分を多く含み中に種が1つある)で、赤色に熟する。
マテ茶の葉はペルーの前史時代の遺跡からも出土しているという。
現地では、嗜好品であると同時に、重要な栄養摂取源の1つとされている。
属名の Ilex はラテン語の「ilex(セイヨウヒイラギ)」からきている。
種小名の paraguariensis は「パラグアイの」という意味である。
写真は4月につくば植物園で撮った。
学名:Ilex paraguariensis

★飲んだことないから味はわからぬが
 名は知っているこれがマテ茶か




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