選択したカテゴリーの記事一覧
- 2025.10.12 [PR]
- 2015.04.13 咲耶姫(サクヤヒメ)
- 2015.04.06 太陽(タイヨウ)
- 2015.04.05 榧蘭(カヤラン)
- 2015.03.27 シザンサス
- 2014.04.26 斑入り連翹(フイリレンギョウ)
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
咲耶姫(サクヤヒメ)はバラ科サクラ属の落葉高木である。
国立遺伝学研究所の竹中要博士によって染井吉野(ソメイヨシノ)の起源を研究するする過程で、大島町の大島公園にあった染井吉野(ソメイヨシノ)の実生(みしょう:接ぎ木ではなく苗から育てること)から生まれた。
染井吉野(ソメイヨシノ)は、大島桜(オオシマザクラ)と江戸彼岸(エドヒガン)の自然交配によって生まれたと考えられている。
その実験の過程で誕生したのがこの桜である。
葉は大島桜(オオシマザクラ)に近く、花は半八重咲きをするのが特徴である。
樹高は5メートルから15メートルくらいである。
葉は長い楕円形で、互い違いに生える(互生)。
葉の先は尖り、縁には重鋸歯(大きなぎざぎざに更に細かなぎざぎざがある)がある。
葉の裏表や葉の柄に毛が生えない。
開花時期は3月下旬から4月中旬である。
葉の展開とほぼ同時に花を咲かせる。
花は花径25ミリから35ミリの中輪で、半八重咲きである。
花弁数は5枚から15枚で旗弁(きべん:雄しべが花弁のように変化したもの)がある。
花びらの形は楕円形から円形である。
花の色は白ないし白に近い淡い紅色である。
咲き進むにつれて花の真ん中が赤味を帯びる。
花の名は日本神話に登場する女神の名の木花咲耶姫(コノハナサクヤヒメ)からきている。
属名の Prunus は「plum(スモモ)」を意味する。
種小名の yedoensis は「江戸の」という意味である。
写真は4月に三島市の国立遺伝学研究所で撮った。
学名:Prunus x yedoensis 'Sakuyahime'
★半八重の花の姿は品がよく
よい名つけたと頷きながら

にほんブログ村
桜図鑑
花図鑑
植物図鑑
|味の麺匠戸田久|おこめの鬼平|フロム蔵王|花の本屋さん|楽天トラベル|
PR
西洋石楠花(セイヨウシャクナゲ)はツツジ科ツツジ属の常緑低木である。
中国やヒマラヤ原産の野生種を用いてヨーロッパやアメリカで品種改良された園芸品種の総称である。
その数は数百に及ぶ。
太陽(タイヨウ)はそうした園芸品種の1つで、日本の和田弘一郎さんによって作出された。
特徴はずば抜けた耐暑性があることで、街路樹や公園樹として人気がある。
樹高は2メートルから4メートルくらいである。
葉は細長い楕円形で、枝先に集まって互い違いに生える(互生)。
葉の縁にぎざぎざ(鋸歯)はない。
開花時期は4月から5月である。
枝先に総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、花径5センチから6センチの真っ赤な花をたくさんつける。
交配親にロードデンドロン・ポンティクム(Rhododendron ponticum)という暖地に分布する品種を用いている。
属名の Rhododendron はギリシャ語の「rhodon(バラ)+dendron(樹木)」からきている。紅色の花をつける木という意味で名づけられた。
種小名の hybridum は「交配種の」という意味である。
写真は4月につくば植物園で撮った。
学名:Rhododendron x hybridum 'Taiyo'
★豪快な花の姿に驚くね
太陽の花よく見かけるよ

にほんブログ村
花図鑑
植物図鑑
|味の麺匠戸田久|おこめの鬼平|フロム蔵王|花の本屋さん|楽天トラベル|
榧蘭(カヤラン)はラン科カヤラン属(トリクススペルムム属)の多年草である。
トリクススペルムム属は東南アジアや南太平洋、オーストラリアなどに150種くらいが分布する。
日本にも本種が分布し、属名の和名をカヤラン属という。
本種は本州の岩手県から九州にかけて分布し、樹幹や岩上に生える着生種である。
海外では、朝鮮半島、台湾、中国の南部などにも分布する。
和名の由来は、葉が針葉樹の榧(カヤ)に似ることからきている。
草丈は3センチから10センチくらいである。
葉は披針形(笹の葉のような形)で、互い違いに生える(互生)。
開花時期は4月から5月である。
葉の脇に小さな淡い黄色の花を2輪から5輪くらいつける。
花径は7、8ミリで、全開はしない。
唇弁は浅い袋状で、内側に紫褐色の斑が入る。
一日花である。
花言葉は「天性の華のある」である。
属名の Thrixspermum はギリシャ語の「thrix(毛)+spermum(種子)」からきている。
種小名の japonicum は「日本の」という意味である。
写真は5月に日比谷公園の野草展(むさしの山草会)で撮った。
学名:Thrixspermum japonicum(syn. Sarcochilus japonicus)
★こんなにも小さな花が咲くのかと
目を細くして驚くばかり

にほんブログ村
花図鑑
植物図鑑
|味の麺匠戸田久|おこめの鬼平|フロム蔵王|花の本屋さん|楽天トラベル|
シザンサスはナス科はスキザンツス属(コチョウソウ属)の一年草である。
スキザンツス属はチリ、アルゼンチンに10種くらいが分布する。
チリ原産のスキザンツス・ピンナツス(Schizanthus pinnatus)に胡蝶草(コチョウソウ)という和名があり、別名を群れ胡蝶(ムレコチョウ)という。
ここから、属名の和名はコチョウソウ属ないしムレコチョウ属という。
なお、シザンサスの名は、属名のスキザンツスを英語風に読んだもので、園芸品種はこの名で流通している。
これはイギリスで作出されたもので、ピンナツス種(Schizanthus pinnatus)とレツスス種(Schizanthus retusus)を交配親としており、学名はスキザンツス・ウィセトネンシスという。
英名はウィセトン・バタフライフラワー(Wiseton butterfly flower)である。
草丈は30センチから60センチくらいである。
葉は披針形(笹の葉のような形)で細かく切れ込み、互い違いに生える(互生)。
開花時期は3月から5月くらいである。
花径は3センチくらいの蝶形で、花冠の先は細かく裂ける。
花の色は赤、白、ピンクなどで、黄色や白の斑紋が入る。
花言葉は「あなたと一緒に」である。
属名の Schizanthus はギリシャ語の「schizo(裂ける)+anthos(花)」からきている。
種小名の wisetonensis は「(イギリスの)ウィセトンの」という意味である。
写真は3月に京都府立植物園で撮った。
上の写真がエンゼルウイング(Angel Wings)、下の写真がアトランティック(Atlantic)である。
学名:Schizanthus x wisetonensis
★斑紋の様子がどこか変わってて
アルストロメリアとちょっと似てるね

にほんブログ村
花図鑑
植物図鑑
|味の麺匠戸田久|おこめの鬼平|フロム蔵王|花の本屋さん|楽天トラベル|
斑入り連翹(フイリレンギョウ)はモクセイ科レンギョウ属の落葉低木である。
連翹(レンギョウ)と支那連翹(シナレンギョウ)を交配させて作出されたものをインテルメディア種という。
斑入り連翹(フイリレンギョウ)もその1つである。
特徴は葉に斑が入ることである。
緑の葉にクリーム色の斑が入るのだが、かなり派手で花が目立たないほどである。
樹高は1~2メートルである。
葉は長い楕円形で、向かい合って生える(対生)。
特徴は葉に斑が入ることである。
緑の葉にクリーム色の斑が入るのだが、かなり派手で花が目立たないほどである。
開花時期は4月である。
葉の展開と同時に花を咲かせる。
花の色は淡い黄色である。
花冠は4つに裂ける。
花の後にできる実は球形のさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Forsythia はスコットランドの植物学者「フォーサイス(William Forsyth, 1737-1804)さん」の名からきている。
種小名の intermedia は「中間の」という意味である。
写真は4月に埼玉県立花と緑の振興センターで撮った。
学名:Forsythia x intermedia 'Variegata'
★鮮やかな葉っぱの色に驚くよ
斑入り連翹春風に揺れ

にほんブログ村
花図鑑
植物図鑑
|味の麺匠戸田久|おこめの鬼平|フロム蔵王|花の本屋さん|楽天トラベル|
カウンター
カレンダー
09 | 2025/10 | 11 |
S | M | T | W | T | F | S |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | 3 | 4 | |||
5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 |
12 | 13 | 14 | 15 | 16 | 17 | 18 |
19 | 20 | 21 | 22 | 23 | 24 | 25 |
26 | 27 | 28 | 29 | 30 | 31 |
楽天
カテゴリー
最新記事
(11/06)
(11/01)
(06/28)
(06/07)
(01/30)
(01/27)
(10/19)
(10/18)
(10/17)
(10/15)
最新トラックバック
ブログ内検索
アーカイブ
最古記事
(09/01)
(09/02)
(09/03)
(09/04)
(09/05)
(09/06)
(09/07)
(09/08)
(09/09)
(09/10)