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植物図鑑ブログ

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エクメア・カピクサバエはパイナップル科サンゴアナナス属(エクメア属)の常緑多年草である。
エクメア属は南アメリカの熱帯地方に150種くらい分布する。
同属のエクメア・フルゲンス(Aechmea fulgens)の和名を珊瑚アナナス(サンゴアナナス)といい、そこから属名の和名をサンゴアナナス属という。
本種の原産地はブラジルで、熱帯雨林の樹上に着生する。
別名をエクメア・ビクトリアナ(Aechmea victoriana)という。
草丈は60センチから90センチくらいである。
葉は線形で、裏面は紅紫色をしている。
開花時期は春から夏である。
苞の色は赤やオレンジ色で、花の色は青や青紫色である。
属名の Aechmea はギリシャ語の「aichme(槍)」からきている。
種小名の capixabae はブラジルの「エスピリト・サント(Espirito Santo)出身の」という意味である。
写真は6月に川口市立グリーンセンターで撮った。
学名:Aechmea capixabae(syn. Aechmea victoriana)

★2種類の花のタイプがあるようだ
 あまり知られず謎多き花




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アメリカ接骨木(アメリカニワトコ)はスイカズラ科ニワトコ属の落葉低木である。
ニワトコ属は世界に25種くらい分布する。
分類体系によっては(APGIII)レンプクソウ科とされる。
本種の原産地は北アメリカである。
英名はアメリカンエルダー(American elder)である。
エルダーはニワトコの仲間のことである。
樹高は3メートルから5メートルである。
葉は奇数羽状複葉(鳥の羽のように左右に小葉がいくつか並び、先に1つの小葉がついて1枚の葉が構成される)で、向かい合って生える(対生)
小葉の形は卵形である。
開花時期は5~6月である。
枝先に集散花序(最初の花が枝先につき、その下に次々と側枝を出して花がつく)を出し、白い小さな花をたくさんつける。
花冠は5つに裂ける。
雄しべは5本である。
花にはよい香りがある。
花の後にできる実は液果(果皮が肉質で液汁が多い実)で、紫色から黒色に熟する。
実は加熱調理してパイ、パンケーキ、ゼリー、ジュースなどに加工される。
また、ワインの原料とされる。
属名の Sambucus はギリシャ語の「sambuce(古代の楽器)」からきている。茎を林立した様子がこの楽器に似ていることから名づけられた。
種小名の canadensis は「カナダの」という意味である。
写真は6月に東京都薬用植物園で撮った。
実の写真は7月に東京都薬用植物園で撮った。
学名:Sambucus canadensis

★この樹からワインも採れるなるほどね
 強い香りは酔うがごとくに



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スティラクス・スベリフォリウムはエゴノキ科エゴノキ属の常緑低木ないし高木である。
原産地は台湾、中国である。
樹高は4~20メートルくらいである。
樹皮は褐色である。
葉は長い楕円形で、互い違いに生える(互生)。
葉の質は分厚く、表面は濃い緑色、裏面は白っぽい。
開花時期は5~6月である。
枝先に総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、花径10~15ミリくらいの白い花を垂れ下げる。
花冠は4つに裂けて反り返る。
雄しべは10本あり、飛び出た葯(雄しべの花粉を入れる袋)の色は黄色い。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
中国名を「紅花」といい、樹皮がエッセンシャルオイルの安息香(ベンゾイン)の原料とされる樹木の1つである。
属名の Styrax はギリシャ語の「storax(安息香)」からきている。この属の植物の樹脂から安息香(ベンゾイン)が採れることから名づけられた。
種小名の suberifolium は「コルクのような葉の」という意味である。
写真は4月につくば植物園で撮った。
学名:Styrax suberifolium

★エゴノキの仲間と思えぬ花だけど
 コントラストがとても綺麗で




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カルミアはツツジ科カルミア属の常緑低木である。
原産地は北アメリカの東部である。
基本和名はアメリカ石楠花(アメリカシャクナゲ)という。
オスボレッド(Ostobo Red)はその園芸品種である。
基本種の花の色は白ないしピンクだが、本種は花冠の外側が濃い紅色である。
樹高は1~2メートルである。
葉は長い楕円形で、枝先に集まって互い違いに生える(互生)。
葉の質は革質で、艶がある。
開花時期は5~6月である。
蕾は鮮やかな紅色である。
枝先に集散花序(最初の花が枝先につき、その下に次々と側枝を出して花がつく)を出し、花冠の外側が濃い紅色の花をたくさんつける。
花は開ききると白っぽく変わっていく。
花冠は先が浅く5つに裂けて、五角形の皿形になる。
花径は2センチくらいである。
雄しべは10本、雌しべは1本で、花冠から飛び出す。
萼片は5枚で、腺毛(粘着物質を出す毛)が生える。
花の後にできる実は5つの丸いでっぱりあるさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Kalmia はスウェーデンの植物学者「カルム(Pehr Kalm, 1716-1779)さん」の名からきている。
種小名の latifolia は「広葉の」という意味である。
品種名の Ostbo Red は園芸家のオスボさんが選抜育種した赤花ということから名づけられた。
写真は5月に埼玉県花と緑の振興センターで撮った。
学名:Kalmia latifolia 'Ostbo Red'

★鮮やかな紅色さっと人目ひく
 オスボレッドの華麗に咲いて




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鳳凰木(ホウオウボク)はジャケツイバラ科ホウオウボク属の落葉高木である。
分類の仕方によってはジャケツイバラ科とする場合もある。
原産地はマダガスカルである。
熱帯地方では街路樹として普通に植えられている。
日本では沖縄で見られる。
和名の由来は、花の姿を伝説の鳥「鳳凰」に見立てたものである。
英名はロイヤルピーコック(Royal Peacock)である。
樹高は10~15メートルである。
樹冠が傘状に広がる。
葉は2回羽状複葉で、互い違いに生える(互生)。
羽状複葉というのは、鳥の羽のように左右に小葉がいくつか並んで1枚の葉が構成されるもののことである。
それを2回枝分かれを繰り返して1枚の葉となる。
小葉は細かくシダの葉のようである。
開花時期は5~7月である。
枝先に総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、蝶形の花をつける。
花径10センチくらいある鮮やかな朱色の花で、雄しべと雌しべが飛び出す。
花びらは5枚あり、黄色の縞が入る。
花の後にできる実は豆果(莢の中に種子が入るもの)である。
長さが40~50センチある青い大きな剣状の莢ができ、やがて黒く変色する。
種子はネックレスなどの素材とされる。
属名の Delonix はギリシャ語の「delos(明白な)+onyx(鉤爪)」からきている。花弁の形から名づけられた。
種小名の regia は「王の」という意味である。
写真は11月に沖縄県本部町の熱帯・亜熱帯都市緑化植物園で撮った。
学名:Delonix regia

★堂々と天をめざして枝広げ
 緑の翼風になびかせ




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